複数税金コード用転記データ (tfgld0170s000)
セッションの目的: 国別に複数の税金コードラインの元帳勘定とデフォルトのディメンションを定義します。
税金コードごとに、各税金取引の転記先となる元帳勘定を定義することができます。定義対象の元帳勘定を、その税金コードの税金の種類に関するもののみに絞りむこともできます。
必須勘定科目
税金コードタイプが [通常] 以外の場合は、次の元帳勘定を指定する必要があります。
- 税金タイプが [支払] の場合は、オーダの作成時に、税額の転記先となる中間勘定を指定する必要があります。詳細については、[税金の種類]を参照してください。
- 税金タイプが [転嫁型] の場合は、振戻仕訳入力用の評価勘定を指定する必要があります。詳細については、[税金の種類]を参照してください。
オプション勘定科目
購買関連取引の他の税額をすべて [(中間) 購買税勘定] に転記することも、販売関連取引の税額をすべて [売上税勘定科目] に転記することもできます。ただし、特定の取引 (たとえば、貸方票や前払金/前受金の配賦) の税額を特定の勘定科目に転記したい場合には、その勘定科目を対応するフィールドに入力することもできます。
ディメンション
ディメンションが租税元帳勘定にリンクされている場合、請求書については、財務取引先グループ統制勘定からディメンションが導出されます。振替仕訳については、仕訳帳の元帳勘定からディメンションが導出されます。
必須ディメンションが租税勘定にリンクされており、取引元帳勘定に関してディメンションが定義されていない場合は、[税金コードに対する転記データ (tfgld0171s000)] セッションまたは[複数税金コード用転記データ (tfgld0170s000)] セッションに指定されたディメンションが使用されます。
- 国
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この税金コードラインを関連付ける国
- 税金コード
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税率を識別し、LN でどのように税額が計算され登録されるかを決定づけるコード
- 連番
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複数税コードで示されるこのラインのシリアル番号
- 税金の種類
-
税金コードを定義する対象の税金の種類詳細については、[税金の種類]を参照してください。
- (中間) 購買税勘定
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購買の税金の転記先となる元帳勘定
- 貸方票の購買税
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貸方票の購買税の転記先となる元帳勘定
貸方票の税額を購買取引の他の税額と区別するには、元帳勘定を入力します。デフォルトでは、このフィールドに [(中間) 購買税勘定]が表示されます。
- 支払に関する税金の中間勘定
-
購買税額の中間勘定。税金タイプが[支払]の場合は、元帳勘定を指定する必要があります。
- 前払金の租税勘定
-
前払金について計算された購買税額の元帳勘定
[現預金管理パラメータ (tfcmg0100s000)] セッションの[前払金/前受金の税金計算]チェックボックスがオンの場合、前払金を作成すると、LN でこの元帳勘定に税額が転記されます。
前払金の税額を購買取引の他の税額と区別するには、元帳勘定を入力します。
- 前払金の割当に対する購買税
-
割当済前払金の税額の評価勘定
前払金を購買請求書に割り当てると、LN で前払金勘定に関する税額の振戻仕訳転記が作成されます。
デフォルトでは、このフィールドに[前払金の租税勘定]が表示されます。
- 転嫁型購買税
-
購買転嫁型税金の評価勘定
- VAT
-
販売および購買に対する標準の付加価値税 (VAT)
注:税登録の段取は、この税金の種類が売上税にも説明されています。
- 印紙税
-
手形に関する税金の種類
- 源泉所得税
-
発注先の購買請求書から源泉徴収し、所轄税務署に直接支払う必要がある源泉徴収税
- 源泉徴収社会献金
-
発注先の購買請求書から源泉徴収し、所轄税務署に直接支払う必要がある、購買請求書の源泉徴収社会献金
- 社会献金 (会社経費)
-
原価として転記することができる社会献金 (経費)
- 源泉徴収から除く
-
この種の税金に対する税金コードは、源泉徴収税対象外の購買取引にリンクできますが、源泉徴収税と源泉社会献金については所轄税務署に報告する必要があります。
- 税金の精算
-
税金分析レポートでは、所轄税務署への税金の支払はこの種の税金コードで表されます。
- 適用なし
-
上記のタイプのいずれにも該当しません。 たとえば、グループ税金コードの場合、税金の種類は[適用なし]です。
- 社会献金 (会社経費)
-
コストとして扱われる社会献金の元帳勘定
[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションの[源泉所得税および社会献金]チェックボックスがオンの場合は、元帳勘定を指定することができます。
- 購買における貸倒損失控除の租税勘定
-
貸倒損失控除取引の税金調整が転記される元帳勘定
注:貸倒損失控除を仕入税として管理するには、貸倒損失控除勘定科目に売上税勘定科目を入力します。
- 記述
-
元帳勘定の記述
- 購買における貸倒損失回復の租税勘定
-
貸倒損失回復取引の税金調整が転記される元帳勘定
- 記述
-
元帳勘定の記述
- 売上税勘定科目
-
販売請求書の税金の転記先となる元帳勘定
- 貸方票に関する売上税
-
貸方票に関する売上税の転記先となる元帳勘定
貸方票の税額を販売取引の他の税額と区別するには、元帳勘定を入力します。デフォルトでは、このフィールドに[売上税勘定科目]が表示されます。
- 回収に関する税金の中間勘定
-
購買税額の中間勘定。税金タイプが[支払]の場合は、元帳勘定を指定する必要があります。
- 前受金の租税勘定
-
前受金の税金を転記する元帳勘定
[現預金管理パラメータ (tfcmg0100s000)] セッションの[前払金/前受金の税金計算]チェックボックスがオンの場合は、前受金を登録すると、LN でこの元帳勘定に税額が転記されます。
前受金の税額を販売取引の他の税額と区別するには、元帳勘定を入力します。
- 前受金の割当に関する売上税
-
割当済前受金の税額の評価勘定
前受金を販売請求書に割り当てると、LN で前受金勘定に関する税額の振戻仕訳転記が作成されます。
デフォルトでは、このフィールドに[前受金の租税勘定]が表示されます。
- 転嫁型売上税
-
販売転嫁型税金の評価勘定
- VAT
-
販売および購買に対する標準の付加価値税 (VAT)
注:税登録の段取は、この税金の種類が売上税にも説明されています。
- 印紙税
-
手形に関する税金の種類
- 源泉所得税
-
発注先の購買請求書から源泉徴収し、所轄税務署に直接支払う必要がある源泉徴収税
- 源泉徴収社会献金
-
発注先の購買請求書から源泉徴収し、所轄税務署に直接支払う必要がある、購買請求書の源泉徴収社会献金
- 社会献金 (会社経費)
-
原価として転記することができる社会献金 (経費)
- 源泉徴収から除く
-
この種の税金に対する税金コードは、源泉徴収税対象外の購買取引にリンクできますが、源泉徴収税と源泉社会献金については所轄税務署に報告する必要があります。
- 税金の精算
-
税金分析レポートでは、所轄税務署への税金の支払はこの種の税金コードで表されます。
- 適用なし
-
上記のタイプのいずれにも該当しません。 たとえば、グループ税金コードの場合、税金の種類は[適用なし]です。
- 販売における貸倒損失控除の租税勘定
-
貸倒損失控除取引の税金調整が転記される元帳勘定
注:- 貸倒損失控除を仕入税として管理するには、貸倒損失控除勘定科目に (中間) 購買税勘定科目を入力します。
- このフィールドは、次の場合にのみ適用されます。
- [税金コード]が 「税金コードなし」 に設定されていない
- [税金の種類]フィールドが [VAT] に設定されている
- 記述
-
元帳勘定の記述
- 販売における貸倒損失回復の租税勘定
-
貸倒損失回復取引の税金調整が転記される元帳勘定
注:- このフィールドは、次の場合にのみ適用されます。
- [税金コード]が 「税金コードなし」 に設定されていない
- [税金の種類]フィールドが [VAT] に設定されている
- このフィールドは、次の場合にのみ適用されます。
- 記述
-
元帳勘定の記述
- ディメンション
-
この税金コードの税額をこのディメンションタイプのディメンションに転記する場合は、このフィールドでディメンションを選択する必要があります。