定期取引仕訳帳 (tfgld0140m000)

セッションの目的: 定期取引仕訳帳定義を表示、メンテナンス、または作成します。

[表示] メニューで、[並び順...] をポイントして各種のソートオプションを選択します。

新規定期取引仕訳帳定義を作成するには、[新規作成]をクリックします。または、定期取引仕訳帳定義を選択して [複製] をクリックします。個々の取引およびスケジュールを含め、または個々の取引およびスケジュールを除いて、仕訳帳定義をコピーすることができます。

定期取引仕訳帳定義の状況

定期取引仕訳帳定義の状況によって、実行できるアクションが決まります。

次のルールが適用されます。

  • 新規定期取引仕訳帳定義を作成した場合、状況は [登録済] になります。
  • 状況が [登録済] の場合に限り、定期取引仕訳帳定義を変更できます。
  • 状況が [登録済] の場合に限り、定期取引仕訳帳定義に取引および指示書を定義できます。
  • 定期取引仕訳帳定義を削除できるのは、次の場合です。

    • 状況が [登録済] である
    • 状況が [発行済] であり、この定義に基づいて作成された定期取引仕訳取引がすべて転記済である

[定期取引仕訳帳 (tfgld0140m100)] 詳細セッションで状況を変更できます。

注: 

定期取引仕訳帳は、作成時にはドラフトモード (チェックアウト) になっています。

定期取引仕訳帳を承認用に提出できるのは、[定期取引仕訳帳の状況] が [発行済] に設定されている場合のみです。

詳細については、次のトピックを参照してください: [定期取引仕訳帳の状況]。

定期取引仕訳帳

定期取引仕訳帳定義を識別するコード

記述

定期取引仕訳帳定義の説明

定期取引仕訳帳タイプ
振替仕訳

減価償却費や固定資産税など、実際金額が通常半年または一年に一度決定される見積固定費を該当する部署に毎月割り当てるためなどに使用されます。会計期間の最終月に、毎月の見積原価に対する仕訳取引が振り戻され、毎月の実際原価がそれぞれの部署に割り当てられます。

このタイプを使用して次のものを作成できます。

  • 定期取引仕訳帳の取引
  • 振戻仕訳帳の取引
  • 定期振戻仕訳帳の取引
購買請求書

単純な定期取引の費用請求書を作成するために使用されます。

たとえば、このタイプを使用して、オフィス賃料、保険、リース料といった長期契約の定期的な固定金額を支払うことができます。通常、本社が一括して支払を行い、それぞれの部署または支店に該当するコストが定期的に振り替えられます。

販売請求書

定期販売請求書を作成するために使用されます。

たとえば、各種のサービス原価などの補助コストの自己請求にこのタイプを使用できます。通常、本社が組織全体のコストを支払います。関係会社には、毎月、一定の固定レートで請求が行われます。定期取引仕訳取引は、このような定期的な支払の請求を容易にします。

通貨

取引文書で使用される通貨

定期取引仕訳帳の状況

定期取引仕訳帳の状況

指定可能な値

登録済

定期取引仕訳帳定義が入力されていますが、確認は行われていません。取引明細や指示書は追加、変更することができます。LN は定期取引仕訳帳定義を使用して、仕訳取引を作成することはできません。

発行済

定期取引仕訳帳定義および取引明細が確認済で、必要とされる定期取引仕訳帳指示書が定義されています。定期取引仕訳帳定義は変更できません。LN は定期取引仕訳帳定義に基づいて仕訳取引を作成できます。

次の条件を満たす場合に、状況を[発行済]に設定できます。

  • [定期取引仕訳帳タイプ]が[振替仕訳]の場合は、取引明細の合計残高が 0 でなければなりません。
  • 定期取引仕訳帳タイプが[購買請求書]の場合、統制勘定に貸方転記が行われるため、取引明細の合計残高はマイナス金額でなければなりません。
  • 定期取引仕訳帳タイプが[販売請求書]の場合、統制勘定に借方転記が行われるため、取引明細の合計残高はプラス金額でなければなりません。
  • 指示書の[振戻仕訳タイプ]が[定期振戻仕訳対象に含む]の場合、対応する[定期振戻仕訳]指示書が必要になります。
  • 指示書の振戻仕訳タイプが[定期振戻仕訳]の場合、振戻仕訳日が[定期振戻仕訳]指示書の生成日である[定期振戻仕訳対象に含む]指示書が少なくとも 1 つ必要になります。
不使用

定期取引仕訳帳定義は変更できず、LN は定期取引仕訳帳の仕訳定義を使用して仕訳取引を作成することができません。

たとえば、明細をチェックする場合に、状況を一時的に[不使用]に設定できます。

ワークフローの状況

ION Workflow の使用時にビジネスオブジェクトが権限承認を必要とする場合に適用する状況。

権限を必要とする変更を実行すると、そのビジネスオブジェクトにチェックアウトバージョンが自動的に作成されます。送信した変更は、承認/チェックイン後にのみ有効になります。変更を取り消すことや、変更の送信を取り消すこともできます。

  • チェックアウトオブジェクトとチェックインオブジェクトは、[チェックアウトオブジェクト (ttocm9599m000)] セッションで表示されます。
  • このセッションの関連メニューから、ワークフローを選択し、ビジネスオブジェクトに必要なアクションを実行します。

指定可能な値

[ドラフト]

The object is checked out. It can be changed and saved multiple times until the user submits the changes.

[保留]

Any changes made to the object are submitted. The object is pending for approval. The data of the object cannot be modified.

[取消要求済]

The object was already submitted, but is recalled by the user. Approval will not take place anymore. If the recall is accepted, the object status becomes [ドラフト (改訂)]. If the Recall is rejected, the object status becomes [保留].

[ドラフト (改訂)]

The object was recalled after it was submitted and the recall is accepted. The object can be changed and saved multiple times until the user submits the changes.

[拒否済]

The submitted changes to the object are rejected. The user can make changes to the object and submit these changes again, or discard all changes.

[承認受信済]

The submitted changes to the object are approved. The object will automatically be checked in. If the check-in fails, the status remains [承認受信済]. An administrator must decide what to do with the object.

[承認済]

The submitted changes to the object are approved and the object is checked in.

[該当なし]

The object is checked in. Instead of an [Object status], an [Approval status] is applicable.

該当なし

The object already existed before activating ION Workflow document authorization; no changes are made to the object since then.

未開始

The modified object is manually checked in, but no approval is received from ION Workflow.

To manually check in an object, the [Object status] must be [承認受信済].

承認済

The modified object is checked in after approval from ION Workflow.

オブジェクトのチェックインやチェックアウトに関係なく、[ワークフロー情報フィールド (ttocm0106m000)] セッション ([オブジェクトタイプ (ttocm0102m000)] セッション内のタブとして表示される) のオブジェクトタイプに記述が指定されている場合、このフィールドには適切な[記述]フィールドの値が常に表示されます。

注: 

LN でビジネスオブジェクト用に ION Workflow を設定して使用する手順の詳細については、Infor Xtreme の Infor LN Integration Guide for Infor ION Workflows and Monitors を参照してください。