財務値のエクスポート (tffst1204m000)

セッションの目的: 財務値を財務会計から財務諸表レポートテーブルにエクスポートします。エクスポートされた財務値は中間値として使用されます。[財務諸表値の処理 (tffst1205m000)] セッションで、これらの中間値を財務諸表構造とマージする必要があります。

[財務値のエクスポート (tffst1204m000)] セッションは、入力値に基づいて以下のテーブルからデータを抽出します。

  • 履歴 - ディメンション/元帳勘定組合せ合計
  • 開始残高 - ディメンション/元帳/通貨の組合せ
  • 期間別予算金額および数量

[財務値のエクスポート (tffst1204m000)] セッションは、エクスポートの他にレポートデータを提供するための計算を行います。これらの計算の例としては次のものがあります。

  • 所得収支
  • 貸借対照表残高
  • 年初来の値

これらの値が計算されていると、レポート環境で計算論理を定義する必要がないため、財務レポートプロセスの処理速度が上がります。

設定
データソース

実際データ (履歴データから) と予算データのいずれを使用するか、または両方を使用するかを指定します。

期間タイプ

財務値をエクスポートするのに使用する期間のタイプを選択します。

注: 

このフィールドが使用できるのは、[データソース]が[実際]または[両方]に設定されている場合のみです。

選択範囲
ジョブ参照日の使用

このチェックボックスがオンの場合、ジョブ参照日を使用して、財務会計から財務値がエクスポートされます。

ジョブ参照日

財務会計から財務値がエクスポートされた日時

注: 

このフィールドは、[ジョブ参照日の使用] チェックボックスがオンの場合のみ有効です。

予算

財務会計データがエクスポートされる予算の範囲です。

年度/期間

エクスポート選択の年度と期間の範囲を入力します。

財務会社

会社の範囲を入力します。同じグループ会社に属する会社の範囲の値をエクスポートできます。

オプション
現在の年度の総勘定元帳から開始残高を読込

このチェックボックスがオンの場合、 LN により現在の年度の開始残高が含められます。

最終クローズ年度の総勘定元帳から開始残高を読込

このチェックボックスがオンの場合、 LN により、最後にクローズされた年度の開始残高が含められます。