財務諸表カラム参照 (tffst1111m000)
セッションの目的: カラム参照をメンテナンスします。
- 一般
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- 財務諸表
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子財務諸表用元帳勘定と親財務諸表用元帳勘定で構成できる勘定科目構造。子レベルでは、財務諸表用元帳勘定は元帳勘定とディメンションにリンクされます。財務諸表を使用すると、総勘定元帳と予算モジュールから必要な財務値を収集できます。そしてこのデータは、内部および外部の財務会計レポートと分析に使用できます。
- 財務諸表カラム
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カラム番号
- 変数
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カラム値の計算式に含める要素
注:- 変数は、[財務諸表カラム (tffst1105m000)] セッションの[公式]フィールドで、選択した財務諸表カラムに定義された公式に含める必要があります。公式に含めない変数は使用できません。
- 各変数には、最大 10 桁を使用できます。
- 連番
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連番により、1 つの変数について複数のデータを定義できます。
例
[公式]: (a-b)/c
変数について、次のデータが定義されます。
変数 a a b C 連番 1 2 1 1 値 100 250 200 50 カラムの値は次のように計算されます。
((100 + 250) - 200) ÷ 50) = 3
変数 「a」 は、100 と 250 を加算して計算されます。
デフォルト値は、最終連番 + 1 です。ただし、必要に応じてこの値を上書きできます。
- 詳細
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- カラム参照
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財務諸表のカラムにリンクされたデータ。これを使用してカラムの値を計算できます。
カラムの金額または数量の計算の基準となる金額または数量を選択します。
- 変動または固定年度/期間範囲
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- 変動
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金額/数量を選択する期間を、[財務諸表用元帳勘定値の処理 (tffst1249m000)] セッションで定義します。
- 固定
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金額/数量を選択する期間を、[財務諸表カラム参照 (tffst1111m000)] セッションに入力する必要があります。[財務諸表用元帳勘定値の処理 (tffst1249m000)] セッションでは変更できません。
- 開始期間にもとづいて変動
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金額/数量を選択する期間を、[財務諸表用元帳勘定値の処理 (tffst1249m000)] セッションで定義します (値選択)。この場合、[財務諸表カラム参照 (tffst1111m000)] セッションの[開始期間]および[終了期間]は、[財務諸表用元帳勘定値の処理 (tffst1249m000)] セッションで定義されている[開始年度/期間]と一致します。
- 終了期間にもとづいて変動
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金額/数量を選択する期間を、[財務諸表用元帳勘定値の処理 (tffst1249m000)] セッションで定義します (値選択)。この場合、[財務諸表カラム参照 (tffst1111m000)] セッションの[開始期間]および[終了期間]は、[財務諸表用元帳勘定値の処理 (tffst1249m000)] セッションで定義されている[開始年度/期間]と一致します。
- 適用なし
例
[財務諸表用元帳勘定値の処理 (tffst1249m000)] セッションで、現在の年度について次の期間選択が定義されています。
開始期間: 1 終了期間: 6 年度は 12 の期間で構成されます。
期間シフト シフト後の期間 目的 開始 終了 開始 終了 [変動] -12 -12 前年度の 1 前年度の 6 前年度の同じ期間範囲の値を取得する [変動] 0 -1 現在の年度の 1 5 最近の期間までの値を取得する [開始期間にもとづいて変動] 0 0 1 1 最初の期間の値を取得する [開始期間にもとづいて変動] 0 1 1 2 最初と 2 番目の期間の値を取得する [終了期間にもとづいて変動] 0 0 6 6 [終了期間] の値を取得する - その他のカラム
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選択した変数/連番の組合せにリンクするデータを持つカラムの番号
注:- このフィールドが使用できるのは、[カラム参照]フィールドで[その他のカラム]を選択している場合のみです。
- このカラムにリンクされたすべての変数の値を集計して、選択した組合せにカラムの値の合計が割り当てられます。
- 期間詳細
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- 開始期間
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変数の計算にデータを使用する初年度
注:このフィールドが使用できるのは、[変動または固定年度/期間範囲]フィールドで[固定]を選択した場合のみです。
- 開始期間
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変数の計算にデータを使用する第 1 期間
注:このフィールドが使用できるのは、[変動または固定年度/期間範囲]フィールドで[固定]を選択した場合のみです。
- 開始期間 - 期間シフト訂正
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[財務諸表用元帳勘定値の処理 (tffst1249m000)] セッションの[会計期間]および[レポート期間]のフィールドによって決まる開始期間からずれる期間数を入力します。このセッションの実行時に、ここに入力された期間数が考慮されます。期間を逆算するには、数値の前に 「-」 を入力します。
注:このフィールドが使用できるのは、[変動または固定年度/期間範囲]フィールドで[開始期間にもとづいて変動]を選択した場合のみです。
例
[財務諸表用元帳勘定値の処理 (tffst1249m000)] で、次の期間選択が定義されている場合
開始期間: 2 終了期間: 4 ただし、ある財務諸表カラムでは期間 1 ~ 6、別の財務諸表カラムでは期間 2~ 4 の値を選択する必要がある場合があります。この場合、次のデータを入力します。
差異 開始期間: 2 -1 終了期間: 4 +2 特定のカラムで期間 1 ~ 6 の値が選択されます。
- 終了期間
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変数の計算にデータを使用する最終年度
注:このフィールドが使用できるのは、[変動または固定年度/期間範囲]フィールドで[固定]を選択した場合のみです。
- 終了期間
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変数の計算にデータを使用する最終期間
注:このフィールドが使用できるのは、[変動または固定年度/期間範囲]フィールドで[固定]を選択した場合のみです。
- 終了期間 - 期間シフト訂正
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[財務諸表用元帳勘定値の処理 (tffst1249m000)] セッションの[会計期間]および[レポート期間]のフィールドによって決まる終了期間からずれる期間数を入力します。このセッションの実行時に、ここに入力された期間数が考慮されます。期間を逆算するには、数値の前に 「-」 を入力します。
注:このフィールドが使用できるのは、[変動または固定年度/期間範囲]フィールドで[終了期間にもとづいて変動]を選択した場合のみです。
例
[財務諸表用元帳勘定値の処理 (tffst1249m000)] で、次の期間選択が定義されている場合
開始期間: 2 終了期間: 4 ただし、ある財務諸表カラムでは期間 1 ~ 6、別の財務諸表カラムでは期間 2~ 4 の値を選択する必要がある場合があります。この場合、次のデータを入力します。
差異 開始期間: 2 -1 終了期間: 4 +2 特定のカラムで期間 1 ~ 6 の値が選択されます。
- 開始残高の年度
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[財務諸表用元帳勘定値の処理 (tffst1249m000)] セッションで金額/数量を選択する年度を入力します。
注:このフィールドが選択できるのは、次の項目を選択した場合のみです。
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[カラム参照]フィールドで、次のオプションのいずれか:
- [開始残高金額]
- [開始残高数量 1]
- [開始残高数量 2]
- [変動または固定年度/期間範囲]フィールドで[固定]
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- 年度の開始残高の修正
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[財務諸表用元帳勘定値の処理 (tffst1249m000)] セッションの[開始残高の年度]フィールドに入力した年度からずれる年数を入力します。
注:このフィールドが選択できるのは、次の項目を選択した場合のみです。
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[カラム参照]フィールドで次のオプションのいずれか:
- [開始残高金額]
- [開始残高数量 1]
- [開始残高数量 2]
- [変動または固定年度/期間範囲]フィールドで[変動]
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- 予算明細
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- 変動または固定予算
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固定予算と変動予算から選択できます。
注:このフィールドが使用できるのは、[カラム参照]フィールドで次のいずれかのオプションを選択した場合のみです。
- [予算金額]
- [予算数量 1]
- [予算数量 2]
- 予算
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予算コードを入力します。