計算グループ (tffst0620m000)
セッションの目的: 計算グループ詳細、つまり財務会社、および各会社で使用する通貨の表示、追加、またはメンテナンスを行います。計算グループの記述を変更することもできます。
標準通貨システムで [レポート 1] または [レポート 2] を選択できるのは、財務諸表通貨がレポート通貨と一致する場合に限られます。財務諸表通貨が自国通貨でない場合、その計算に現地通貨が使用されます。[通貨位置のレポート] フィールドに指定したレポート通貨が財務諸表通貨と異なる場合は、計算グループを財務諸表にリンクすることはできません。
例 1
標準通貨システムの場合:
- 会社 290 の現地通貨は EUR、[レポート 1] の通貨は EUR、[レポート 2] の通貨は USD です。
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財務諸表通貨 は DKK です。
この場合、計算グループを使用することはできません。この理由は、会社 290 には [レポート 1] の通貨が EUR として定義されているからです。この結果、[通貨位置のレポート] フィールドに定義されている現地通貨について、計算グループを使用する必要があります。
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財務諸表通貨 は EUR です。
この場合、[通貨位置のレポート] が現地通貨、または [レポート 1] の通貨なので、計算グループをリンクできます。
例 2
依存通貨システムの場合:
- 会社 550 の現地通貨は EUR (参照通貨)、[レポート 1] の通貨は INR、[レポート 2] の通貨は GBP です。
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財務諸表通貨 は DKK です。
計算グループの [レポート 2] を選択した場合、LN は GBP を使用して、たとえば、特定期間の参照通貨 (EUR) から財務諸表通貨 (DKK) への借方の取引を計算します。
この結果、2 種類の通貨計算が実行されます。
- GBP → EUR
- EUR → DKK
- 計算グループ
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財務諸表内で各会社に使用する必要のある通貨を示す、財務会社のセット
通貨は次のいずれかになります。
- 会社の現地通貨
- [通貨]
- [通貨]