計算グループ詳細 (tffst0121m000)

セッションの目的: 計算グループの財務会社および関連する通貨をメンテナンスします。

標準通貨システムで [レポート 1] または [レポート 2] を選択できるのは、財務諸表通貨がレポート通貨と一致する場合に限られます。財務諸表通貨が自国通貨でない場合、その計算に現地通貨が使用されます。[通貨位置のレポート] フィールドに指定したレポート通貨が財務諸表通貨と異なる場合は、計算グループを財務諸表にリンクすることはできません。

例 1

標準通貨システムの場合:

  • 会社 290 の現地通貨は EUR、[レポート 1] の通貨は EUR、[レポート 2] の通貨は USD です。
  • 財務諸表通貨 は DKK です。

    この場合、計算グループを使用することはできません。この理由は、会社 290 には [レポート 1] の通貨が EUR として定義されているからです。この結果、[通貨位置のレポート] フィールドに定義されている現地通貨について、計算グループを使用する必要があります。

  • 財務諸表通貨 は EUR です。

    この場合、[通貨位置のレポート] が現地通貨、または [レポート 1] の通貨なので、計算グループをリンクできます。

例 2

依存通貨システムの場合:

  • 会社 550 の現地通貨は EUR (参照通貨)、[レポート 1] の通貨は INR、[レポート 2] の通貨は GBP です。
  • 財務諸表通貨 は DKK です。

    計算グループの [レポート 2] を選択した場合、LN は GBP を使用して、たとえば、特定期間の参照通貨 (EUR) から財務諸表通貨 (DKK) への借方の取引を計算します。

    この結果、2 種類の通貨計算が実行されます。

    1. GBP → EUR
    2. EUR → DKK
計算グループ

財務諸表内で各会社に使用する必要のある通貨を示す、財務会社のセット

通貨は次のいずれかになります。

  • 会社の現地通貨
  • [通貨]
  • [通貨]
財務会社

財務会計データを財務会計に転記するために使用される会社。複数のロジスティックス会社から 1 つの財務会社に対し、1 つないし複数の企業単位をリンクすることができます。

通貨位置のレポート

使用する通貨

次の通貨から選択します。

  • [現地通貨]
  • [レポート 1]
  • [レポート 2]
通貨位置のレポート

通貨コードおよび記述