資産調整 (tffam8220m000)
セッションの目的: 資産が計上されて直接編集できなくなった後に、調整する資産の範囲を指定します。一括資産調整を記録して一度に多くの資産の資産明細または分配情報を変更することができます。
1 つまたは複数の基準フィールドに値を入力するか、基準フィールドを空白のままにして、LN 内のすべての資産に対して取引を行います。一度に 1 社のみ調整を行えます。各資産帳簿において、LN はまず調整が可能かどうかを検証します。資産が計上され、除売却される前にいつでも資産を一括調整できます。複数の分配ラインを調整するには、分配ライン (tffam8527m000) セッションを開始する必要があります。最後のフォームでこのセッションを開始できます。調整中の帳簿に関して仕訳の期間がオープンになっているかどうかが確認されます。資産のデフォルト総勘定元帳帳簿内の値を使用して、一括調整から仕訳が記録されます。
入力した一括調整ごとに、LN は取引条件に適合する資産と帳簿に指定の変更を加え、各資産の古い値を履歴として記録します。これにより資産およびそれに関連する帳簿に対し、その資産耐用年数中に行われたすべての変更について照会し、それを表示することができます。調整は 1 つの資産とそのすべての帳簿または複数の資産とすべての関連帳簿に対して行われます。調整は取引として記録されます。
資産がビンテージ勘定科目から削除されるか、ビンテージ勘定科目に追加される修正では、減価償却取引は行われません。減価償却を調整日までに調整したり、調整日から行ったりする必要がある場合は、これらのアクションをマニュアルで行う必要があります。
一括調整ごとに、それが有効となる日付 (発効日) を入力します。調整した値に基づいて、減価償却を訂正する必要があります。所有者コードまたは事業占有率に対する変更では、LN は発効日から修正を行います。ビンテージ/グループ勘定科目、自動車、または指定された状況に加えられた変更の場合は、サービス日から修正が行われます。所在、分配、数量、または投資税額控除方法に加えられた変更の場合は、減価償却が修正されません。ただし、発効日に応じて、LN が調整入力を行うことがあります。
発効日として、資産の稼働日よりも前の日付を指定することはできません。
- 選択
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- 選択範囲
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- 資産番号
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資産番号および資産拡張により、選択した会社の資産を一意に識別することができます。
一括調整を行いたい資産の範囲を指定します。
- 資産番号
-
資産番号および資産拡張により、選択した会社の資産を一意に識別することができます。
一括調整を行いたい資産の範囲を指定します。
- 資産拡張
-
資産番号および資産拡張により、選択した会社の資産を一意に識別することができます。
一括調整を行いたい資産の範囲を指定します。
- 資産拡張
-
資産番号および資産拡張により、選択した会社の資産を一意に識別することができます。
- 分類
-
分類を共有する資産を調整したい場合は、その資産に関連付けられた分類の範囲を指定します。
- 分類
-
分類を共有する資産を調整したい場合は、その資産に関連付けられた分類の範囲を指定します。
- 小分類
-
小分類を共有する資産を調整したい場合は、その資産に関連付けられた小分類の範囲を指定します。
- 小分類
-
小分類を共有する資産を調整したい場合は、その資産に関連付けられた小分類の範囲を指定します。
- グループ
-
一括調整を行いたい資産に関連付けられた資産グループコードの範囲を指定します。
- グループ
-
一括調整を行いたい資産のグループに関連付けられた資産グループコードの範囲を指定します。
- 投資税額控除方法
-
一括資産取引を行いたい資産に関連付けられた投資税額控除 (ITC 方法) の範囲を指定します。
- 投資税額控除方法
-
一括資産取引を行いたい資産のグループに関連付けられた投資税額控除 (ITC) 方法の範囲を指定します。
- ビンテージ/グループ勘定
-
一括調整を行いたい資産に関連付けられたビンテージ/グループ勘定科目の範囲を指定します。
- ビンテージ/グループ勘定
-
一括調整を行いたい資産のグループに関連付けられたビンテージ/グループ勘定科目の範囲を指定します。
- 稼動日
-
[開始] および [終了] フィールドは、次の範囲を定義します: 一括調整を実行する稼働日
デフォルト
現在の日付
- 現在の数量
-
一括調整を行いたい資産が共有する現在の数量範囲を指定します。
- その他選択基準
-
- 自動車
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取引を実行するための基準を選択します。[選択済]を選択すると、取引は資産 (tffam1500m000) セッションでこのチェックボックスがオンになっている資産に対して行われます。[未選択]を選択すると、取引は資産 (tffam1500m000) セッションでこのチェックボックスがオンになっていない資産に対してのみ行われます。[適用なし]を選択すると、取引はその他の基準に基づいて行われます。
- 指定
-
取引を実行するための基準を選択します。[選択済]を選択すると、取引は資産 (tffam1500m000) セッションでこのチェックボックスがオンになっている資産に対して行われます。[未選択]を選択すると、取引は資産 (tffam1500m000) セッションでこのチェックボックスがオンになっていない資産に対してのみ行われます。[適用なし]を選択すると、取引はその他の基準に基づいて行われます。
- 新規
-
取引を実行するための基準を選択します。[選択済]を選択すると、取引は資産 (tffam1500m000) セッションでこのチェックボックスがオンになっている資産に対して行われます。[未選択]を選択すると、取引は資産 (tffam1500m000) セッションでこのチェックボックスがオンになっていない資産に対してのみ行われます。[適用なし]を選択すると、取引はその他の基準に基づいて行われます。
- 調整明細
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- 調整情報
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- 開始日付
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一括調整が行われる日付
- 理由
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新しい調整処理に対する調整理由タイプの理由コードを入力します。
理由コードは[理由 (tffam6550m000)] セッションでメンテナンスされます。
[資産帳簿取引照会 (tffam8501m000)] セッションのサブセッションである[調整 - 明細 (tffam8520s000)] セッションで、調整処理の理由コードを検索できます。
- 理由
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コードの記述または名称
- 仕訳を入力しない
-
このチェックボックスがオンの場合、この取引に関して、総勘定元帳モジュールでは仕訳は作成されません。
- エラーレポートを出力
-
このチェックボックスがオンの場合、エラーレポートが出力されます。
- オプション
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- 分類
-
取得済資産の分類を変更するには、[変更]を選択します。[変更なし]を選択した場合、その資産の分類は変更されません。
- 分類
-
資産に関連付けられた分類のコード
注:- このフィールドが有効になるのは、[分類]フィールドが[変更]に設定されている場合のみです。
- 調整日は既存の資産取引の調整日よりも後にする必要があります。こうすることで、資産の変更が論理的順序で適用され、[資本投資概要の出力 (tffam8478m000)] セッションを使用して出力されるレポートで変更内容が更新されます。
- 分類が置き換えられた場合、[資産帳簿取引照会 (tffam8501m000)] セッションで資産データと関連取引が更新されます。また、所在分配のすべての所在について[移動先]および[移動元]取引が作成され、該当する場合、[減価償却の移動]取引も作成されます。抑制されていない場合、未ファイナライズ取引が作成されます。
- 小分類
-
資産に関連付けられた分類にリンクされた小分類
注:- このフィールドが有効になるのは、[分類]フィールドが[変更]に設定されている場合のみです。
- 調整日は既存の資産取引の調整日よりも後にする必要があります。こうすることで、資産の変更が論理的順序で適用され、[資本投資概要の出力 (tffam8478m000)] セッションを使用して出力されるレポートで変更内容が更新されます。
- 小分類は[分類]にリンクする必要があります。
- 小分類が置き換えられた場合、[資産帳簿取引照会 (tffam8501m000)] セッションで資産データと関連取引が更新されます。また、所在分配のすべての所在について[移動先]および[移動元]取引が作成され、該当する場合、[減価償却の移動]取引も作成されます。抑制されていない場合、未ファイナライズ取引が作成されます。
- グループ
-
取得済資産のグループを変更するには、[変更]を選択します。[変更なし]を選択した場合、その資産のグループは変更されません。
- グループ
-
資産に関連付けられた資産グループのコード
注:- このフィールドが有効になるのは、[グループ]フィールドが[変更]に設定されている場合のみです。
- 資産グループが置き換えられた場合、[資産帳簿取引照会 (tffam8501m000)] セッションで資産データと関連取引が更新されます。
- 調整中に資産グループが変更されると、所在分配のすべての所在について[移動先]および[移動元]取引が作成され、該当する場合、[減価償却の移動]取引も作成されます。抑制されていない場合、未ファイナライズ取引が作成されます。
- 稼動日
-
取得済資産の稼動日を変更するには、[変更]を選択します。[変更なし]を選択した場合、その資産の稼動日は変更されません。
- 稼動日
-
資産調整を実施する稼動日
注:- このフィールドが有効になるのは、[稼動日]フィールドが[変更]に設定されている場合のみです。
- 稼動日が置き換えられ、[開始日付]が[発効日]であると、資産の減価償却を行うことはできません。資産が減価償却済である場合、[開始日付]を置き換えることはできません。そのため、最終減価償却日付は空にして、減価償却方法は[なし]にする必要があります。
- 稼動日が置き換えられ、[開始日付]が[稼動日]であると、現在の稼動日以降、資産の減価償却を振り戻すことはできません。これは[なし]以外の減価償却方法に適用されます。
- 稼動日が置き換えられた場合、[資産帳簿取引照会 (tffam8501m000)] セッションで資産データと関連取引が更新されます。
- 事業占有率
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[変更]を選択し、このフィールドの既存の値を調整します。[変更なし]を選択すると、既存の値は変更されません。
- 事業占有率
-
選択した基準で識別される資産に対する現在の事業占有率を置換したい値。連邦税帳簿およびその他税金帳簿の資産にのみ該当します。事業使用占有率に従って減価償却を修正する帳簿は他にはありません。事業占有率が 50% 以上の場合は、投資税額控除方法フィールドが設定できます。事業占有率を変更したくない場合は、このフィールドを空白にします。
デフォルト
100 または資産に対する現在の値
- ビンテージ/グループ勘定
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選択内容は、勘定科目フィールドで指定した資産のビンテージ/グループ勘定の状況に反映されます。
次のオプションを利用できます。
- [調整しない] を選択すると、その資産のビンテージまたはグループ勘定科目の状況は変更されません。
- [削除] を選択すると、LN は指定した ADR ビンテージまたは MACRS グループ勘定科目からその資産を削除します。資産の減価償却累計額、原価、および残存価額はビンテージ/グループ勘定から減算され、減価償却は修正されます。
- [追加] を選択すると、LN は指定したビンテージまたはグループ勘定科目にその資産を追加します。
デフォルト
調整しない
- 所有者
-
[変更]を選択し、このフィールドの既存の値を調整します。[変更なし]を選択すると、既存の値は変更されません。
- 所有者
-
選択した資産に対する現在の所有者コードを置換したい値。所有者コードを変更したくない場合は、このフィールドを空白のままにしておきます。
デフォルト
空白
- ビンテージ/グループ勘定
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選択した資産を追加または削除したい ADR ビンテージまたは MACRS グループ勘定科目を指定します。資産を追加する際には、選択した勘定科目の設定と同じ ADR 帳簿の資産耐用年数、減価償却方法、頻度、および 「残存価額以下の減価償却」 設定でなければなりません。
- 投資税額控除方法
-
[変更]を選択し、このフィールドの既存の値を調整します。[変更なし]を選択すると、既存の値は変更されません。
- 投資税額控除方法
-
資産が投資税額控除 (ITC) に該当するかどうか、またその貸方の適用方法を示します。その資産が該当する場合、[基準削減] を選択し、その控除を使用して課税所得を削減することができます。また、[貸方削減] を選択し、納税額を削減することもできます。
デフォルト
なし
資産が投資税額控除に該当しない場合は、投資税額控除方法を [なし] に設定できます。次のいずれかが該当する場合は [なし] を選択する必要があります。
- 資産の事業占有率が 50% を下回る場合
- 所有者コードがサードパーティ、キャピタルリース、または賃貸性リースである場合
- 資産に対して [指定] チェックボックスがオンになっている場合
- 自動車
-
[変更]を選択し、このフィールドの既存の値を調整します。[変更なし]を選択すると、既存の値は変更されません。
- 自動車
-
[Yes]を選択すると、資産調整され、その資産が自動車であることを反映します。あるタイプの自動車は、アメリカ連邦税のレポートなどのために識別する必要があります。[No]を選択した場合には、その資産は自動車ではありません。
- 指定
-
[変更]を選択し、このフィールドの既存の値を調整します。[変更なし]を選択すると、既存の値は変更されません。
- 指定
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[Yes]を選択すると、その資産は指定固定資産に調整され、資産耐用年数に関係なく減価償却する原価がある限り減価償却が行われます。アメリカ連邦税規定では指定固定資産として認可される減価償却の金額を制限しています。[No]を選択した場合には、その資産はリストされません。
- 資産分配基準
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数量が選択される場合は、数量別に分配された資産が調整されます。入力された各調整数量はその資産の合計数量の一部になります。また、分配ライン (tffam8127s000) の [分配方法] フィールドは数量別になります。
デフォルト
現在表示されている資産が数量別に分配された場合、デフォルトは数量になります。それ以外の場合は、割合になります。
割合が選択されると、割合別に分配された資産だけが調整されます。入力された各調整数量が資産の原価の割合になります。また、[分配ライン (tffam8127s000)] の [分配方法] フィールドは割合別になります。
- 新規
-
[変更]を選択し、このフィールドの既存の値を調整します。[変更なし]を選択すると、既存の値は変更されません。
- 新規
-
[Yes]を選択すると、その資産は調整され、新規であることが反映されます。[No]を選択した場合は、その資産は使用済となります。
- 配分
-
- 配分
-
- ダミーラベル
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一括調整を行いたい資産に関連付けられた所在勘定科目を指定します。資産の物理的な所在を定義する所在セグメントを最大 8 個まで選択できます。