資産帳簿減価償却の修正 (tffam1216m000)

セッションの目的: 1 つまたは複数の資産の関連帳簿で前期間に発生した減価償却を再計算します。資産に関連するすべての帳簿の減価償却を同時に訂正する代りに、減価償却を再計算する対象の帳簿を 1 つ以上指定します。

減価償却を訂正または再計算する前に、すべての期間をオープンにしておく必要があります。LN は各期間ごとに新しい減価償却額を計算し、以前の減価償却取引を調整して、各期間の減価償却取引の合計が新しい減価償却額に一致するようにします。現在 (固定資産管理パラメータ (tffam0100s000) セッションの [現在の期間] フィールドを参照) よりも前の期間に転記することになる場合、LN は現在の期間に転記します。減価償却取引は、将来の期間を含む任意の期間に転記されます。ただし、当該期間のカレンダーが存在しない場合は除きます。

LN は、総勘定元帳モジュール内のデフォルト帳簿に影響する修正から新規仕訳帳を作成します。次に仕訳帳を作成する場合、LN は再計算した仕訳帳を総勘定元帳モジュールに送ります。LN は新しい値を既存の値に対比して、振り戻された減価償却と再計算された減価償却との間の正味の差額を計算します。この差額は、総勘定元帳モジュールに転記された仕訳として記録されます。

LN は取引の発効日を検知して、その日付に合わせて減価償却を振り戻して訂正します。発効日を検知できない場合、LN は稼働日から減価償却を振り戻します。

選択した資産が資産帳簿内に資産耐用年数の単位数を含む場合、減価償却の前にまず使用済資産単位の登録 (tffam1145s000) を実行する必要があります。減価償却を計算する際、LN は新規の値を算出して既存の値と比較します。この差額は、該当期間の減価償却取引として記録されます。

年度/期間

減価償却が修正される年度の範囲

/

減価償却が修正される期間の範囲

仕訳を入力しない

このチェックボックスがオンの場合、この取引に関して、総勘定元帳モジュールでは仕訳は作成されません。

このチェックボックスがオンの場合、エラーレポートが出力されます。