銀行取引 (tfcmg2500m000)
セッションの目的: 選択済銀行取引のラインを表示します。さらにライン詳細を表示するには、ラインをダブルクリックするか、ラインを選択して適切なメニューの [銀行取引] をクリックします。
回収スケジュールラインの回収取引または回収調整を処理するか、支払スケジュールラインの支払取引または支払調整を処理する場合は、次のようになります。
- 未実現為替差がスケジュールラインレベルで計算/転記された場合または未実現為替差の計算が行われなかった場合は、未実現為替差が振り戻され (該当する場合)、実現為替差がスケジュールラインごとに計算/転記されます。スケジュールラインの一部回収/支払の場合は、特定のスケジュールラインで均等に処理されます。
 - 未実現為替差が請求書レベルで計算/転記された場合は、未実現為替差が請求書レベルで振り戻され、実現為替差が請求書レベルで転記されます。
 
このセッションを開始するには、取引 (tfgld1101m000) セッションで取引タイプとして [現預金] を選択する必要があります。
現在のセッションにより、次の銀行取引を処理することができます。
- [回収取引]
 - [支払取引]
 - [仮払金]
 - [仮受金]
 - [前払金]
 - [前受金]
 - [仕訳帳]
 - [回収調整]
 - [支払調整]
 
支払権限
支払を行えるのは、承認済ユーザのみです。[支払権限 (tfcmg1100m000)] セッションで、各取引に対するユーザの権限および支払可能限度額を定義します。
保留理由がリンクされている購買請求書に対しては支払を作成できません。保留理由は、割当承認者が削除する必要があります。
- 伝票
 - 
            
取引 (tfgld1101m000) セッションで選択された取引タイプ。この取引タイプは、[現預金]取引タイプである必要があります。
 - 伝票
 - 
            
取引タイプの会計取引に使用される伝票の一意の ID
 - 期首残高
 - 
            
開始残高と、指定時刻までに入力された指定済のバッチと取引タイプを持つ取引の合計
取引タイプに通貨をリンクしておくと、この金額を計算できます。
 - 銀行通貨
 - 
            
銀行取引に使用される通貨
 - 銀行口座
 - 
            
会社の銀行口座
 - 期末残高
 - 
            
請求先取引先の支払予定金額
注:[取引タイプ (tfgld0511m000)] セッションの[期末残高の自動計算]チェックボックスがオンになっている場合、各銀行取引ラインが追加された後で期末残高が計算されます。銀行残高チェックは、このセッションを閉じると実行されません。
 - 銀行リレーション
 - 
            
会社の銀行口座。銀行リレーション定義には、銀行口座番号、勘定タイプ、国際銀行口座番号、銀行の通貨、他の通貨の使用可否、勘定科目がブロック口座かどうかなどの明細が含まれています。
 - 税金日
 - 
            
付加価値税 (VAT) が報告された日付
注:- この値はデフォルトで[伝票日付]フィールドから取得されます。
 - [取引タイプ]が[仕訳帳]に設定されている場合に限り、この値を変更できます。
 - また、[現預金管理パラメータ (tfcmg0100s000)] セッションの[前払金/前受金の税金計算]チェックボックスがオンの場合に限り、[支払調整]、[前払金]、または[前受金]に設定されている[取引タイプ]に関しても、この値を変更できます。
 
 - 自己の税データ
 - 
            
- 登録コード
 - 
                     
登録のコード
 - 識別番号
 - 
                     
スタンディングオーダの一意の識別番号
 - 正式名称
 - 
                     
法的に承認された名前
 
 - 取引先税データ
 - 
            
- 課税国
 - 
                     
税金が支払われる国の名前
 - 課税州/地方
 - 
                     
税金が支払われる州の名前
 - 識別番号
 - 
                     
スタンディングオーダの一意の識別番号
 - 正式名称
 - 
                     
法的に承認された名前
 
 - 調整予定金額
 - 
            
まだ照合されていない金額
 - 残高
 - 
            
開始残高と、指定時刻までに入力された指定済のバッチと取引タイプを持つ取引の合計
取引タイプに通貨をリンクしておくと、この金額を計算できます。
 - 登録伝票番号
 - 
            
前払金、前受金、および現預金仕訳帳に関して銀行取引に登録された伝票番号 (外部回収番号、発注先支払 ID、顧客回収 ID など)
注:- このフィールドを使用できるのは、[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションの[スロバキア]/[チェコ]チェックボックスがオンの場合に限ります。
 - このフィールドの値は最大 30 文字で構成されます。
 - [取引タイプ]が[仕訳帳]に設定されている場合に限り、この値を変更できます。
 - また、[現預金管理パラメータ (tfcmg0100s000)] セッションの[前払金/前受金の税金計算]チェックボックスがオンの場合に限り、[前払金]または[前受金]に設定されている[取引タイプ]に関しても、この値を変更できます。
 
 - 延滞金利
 - 
            
自国通貨での延滞金利
 - 割引
 - 
            
自国通貨での割引額
 - 支払差額
 - 
            
自国通貨で表される支払差額
 - ファクタリング手数料
 - 
            
自国通貨でのファクタリング手数料
デフォルトのファクタリング手数料は、[現預金管理パラメータ (tfcmg0100s000)] セッションの[一部支払の手数料]に入力された値によって決まります。この金額は変更できます。
 - ライン
 - 
            
ライン番号
ライン番号および伝票番号の組合せによって取引を識別します。
 - 会社
 - 
            
取引を転記する財務会社。デフォルトでは、現在の会社が表示されます。
取引タイプが[仕訳帳]の場合には、別の会社を選択できます。別の会社を選択すると、自動的に関係会社間取引が作成されます。
 - グループ税金コード
 - 
            
複数の個別税金コードを表す税金コード。取引に複数の税金コードが適用される場合、その取引にグループ税金コードをリンクすることができます。
たとえば、グループ税金コードには、次の税金コードを含めることができます。
- 付加価値税
 - 源泉所得税
 - 源泉徴収社会献金
 
 - 
            
/baanerp/tf/gld/tfgld0113m000#comp.name
 - 割引日
 - 
            
請求書で割引が適用された日付
 - 延滞金利日付
 - 
            
延滞金利の日付
 - 伝票日付
 - 
            
銀行で取引を実行した日付
デフォルト
デフォルトでは、現在の日付が表示されます。
この日付に基づき、[取引タイプ]フィールドで指定された[回収取引]または[支払取引]から、受取済/支払済のデフォルト金額が計算されます。
 - ディメンション記述
 - 
            
ディメンションタイプの記述
ディメンションの記述は、グループ会社パラメータ (tfgld0101s000) セッションに表示されます。
 - 取引タイプ
 - 
            
このセッションでメンテナンスするデータの取引分類を選択します。
 - 仕訳帳記述
 - 
            
取引に関する補足
 - 前払金の分類
 - 
            
[現預金管理パラメータ (tfcmg0100s000)] セッションの[前払金の分類の使用]チェックボックスがオンの場合、転記方法が[前払金]のときは、分類を選択する必要があります。
 - 取引先の支払番号
 - 
            
取引先への支払に使用する支払番号を入力します。
 - 請求元/先取引先
 - 
            
請求元取引先コードまたは請求先取引先コードを入力します。
 - 銀行参照
 - 
            
銀行参照番号を使用する場合は、これが請求書の銀行参照番号となります。
 - 請求書
 - 
            
銀行取引によって一部またはすべてが清算された請求書の取引タイプ
このフィールドにアクセスできるのは、伝票フィールドの値が次のいずれかの場合です。
- [回収取引]
 - [支払取引]
 
 - 伝票
 - 
            
銀行取引によって一部またはすべてが清算された請求書の伝票番号
このフィールドにアクセスできるのは、伝票フィールドの値が次のいずれかの場合です。
- [回収取引]
 - [支払取引]
 
 - スケジュールライン番号
 - 
            
支払スケジュールのライン番号
出荷に対する回収を使用している場合、この番号は出荷を示します。
 - 支払先/回収先取引先
 - 
            
支払先取引先または回収先取引先
 - 通貨/レート (自国 - 銀行)
 - 
            
銀行取引に使用される通貨
 - レート
 - 
            
通貨為替レートこのレートは、[為替レート (tcmcs0108m000)] セッションで定義されます。
 - 
            
選択済レートの結果
 - 通貨/レート (銀行 - 取引)
 - 
            
銀行取引で使用される通貨コードとレート、およびISO 4217 alpha の通貨コード (推奨)
注:- この通貨を変更できるのは、[取引タイプ] が、[仮受金]、 [仮払金]、[前受金] または[前払金]に設定されている場合のみです。
 - [取引タイプ] が [回収取引] または [支払取引] に設定されている場合、通貨は請求通貨でデフォルト設定されます。
 - レートは、次の場合にのみ修正できます。 
- [取引タイプ]が、[回収取引]、[支払取引]、[仮受金]、[仮払金]、[前受金] または[前払金]である場合
 - [通貨/レート (銀行 - 取引)] は、銀行の通貨とは異なります。
 
 
 - 銀行取引 レート
 - 
            
選択済レートの結果
 - 課税国/コード
 - 
            
取引に適用される課税国と税金コード
次の場合に、このフィールドにアクセスできます。
- 伝票フィールドで[前払金]または[前受金]を選択した場合
 - [現預金管理パラメータ (tfcmg0100s000)] セッションの[前払金/前受金の税金計算]チェックボックスがオンの場合
 
税金額が計算されるのは、取引金額が[現預金管理パラメータ (tfcmg0100s000)] セッションの[税金計算の最低額]フィールドで指定された金額以上の場合のみです。
税金計算のための国コードを指定します。この国コードは、あらかじめ[国 (tcmcs0110s000)] セッションで税金コードにリンクしておく必要があります。
[控除対象税金コード別転記データ (tfcmg0150m000)] セッションでこの一部支払に関する割引、延滞金利、および支払差額にリンクされた (税金に関する) 国が表示されます。
 - 金額 (銀行通貨)
 - 
            
[通貨/レート]フィールドで定義された通貨で表される支払額
 - 正味/総額
 - 
            
[正味額]または[総額]
 - 取引通貨建ての金額
 - 
            
[通貨/レート]フィールドで定義された通貨で表される支払額
 - 
            
銀行取引通貨
 - 送金方法
 - 
            
銀行への取引の振替方法
発注先が銀行費用を支払う場合は、このフィールドを変更することはできません。
 - 雑費
 - 
            
他の指定済の分類に属しない銀行費用
発注先が銀行費用を支払う場合は、このフィールドを変更することはできません。
 - 参照
 - 
            
参照テキストを入力します。
 - キャッシュフロー理由
 - 
            
取引のキャッシュフロー理由
 - 金額 (自国通貨)
 - 
            
自国通貨での支払額。
 - 税額 (銀行通貨)
 - 
            
請求通貨での税額
税金コードを請求書にリンクすると、指定済の税金コードに定義されているデータに基づいて計算した税額が支払/回収通貨で表示されます。
 - 送金
 - 
            
送金通知の識別に使用されるコード
 - 借方/貸方
 - 
            
このインジケータを使用して、金額を借方/貸方に分類します。このフィールドは、取引タイプが[仕訳帳]の場合に使用できます。
 - 統制勘定
 - 
            
財務取引を記録したり、レポートや分析用に取引金額を累計する目的で使用する登録。元帳勘定では、取引を収益、費用、資産、負債などに分類します。
 - ディメンション 1
 - 
            
ディメンションを入力します。
 - 請求日
 - 
            
請求書が出力される日付
 - 期日
 - 
            
支払または領収をすべき期限の日付を指します。
 - 会計期間
 - 
            
銀行取引の会計年度と会計期間番号
会計期間は、[期間 (tfgld0105m000)] セッションで定義されます。
 - レポート期間
 - 
            
レポート年度と期間番号により、銀行取引のレポート期間が決まります。
レポート期間は、[期間 (tfgld0105m000)] セッションで定義されます。
 - 税金期間
 - 
            
税金年度と期間番号により、銀行取引の税金レポートの転記に使用される期間が決まります。
税金期間は、[期間 (tfgld0105m000)] セッションで定義されます。
 - 請求書/スケジュール残高
 - 
            
未払請求総額
 - 雑費(自国通貨)
 - 
            
自国通貨で表される雑費金額。
 - 為替差
 - 
            
為替差の金額
為替差損は、為替レートの変動によって発生します。
 - 為替差
 - 
            
銀行取引に使用される通貨
 - 取引先への支払正味金額
 - 
            
正味支払請求額
 - 源泉所得税
 - 
            
源泉所得税金額
 - 源泉徴収社会献金
 - 
            
源泉徴収社会献金金額
 - 社会献金 (会社経費)
 - 
            
社会献金 (経費) 金額
 - 割引額
 - 
            
許容割引期間内に請求書の支払が行われる場合、合計請求額からこの金額が控除されます。
このフィールドにアクセスできるのは、伝票フィールドの値が次のいずれかの場合です。
- [回収取引]
 - [支払取引]
 
デフォルトの割引額が適用されるのは、[現預金管理パラメータ (tfcmg0100s000)] セッションの [一部支払の延滞金利/割引] フィールドの値が次のいずれかの場合です。
- [全額]
 - [比例的]
 
[現預金管理パラメータ (tfcmg0100s000)] セッションの[許容範囲を越える割引をブロック]チェックボックスがオンで、割引が[支払条件 (tcmcs0113s000)] セッションで定義された割引許容範囲金額を超える場合、銀行取引を処理することはできません。
 - 延滞金利 (金額)
 - 
            
延滞金利額
延滞金利は、次のセッションで請求書にリンクされた割合を使用して計算されます。
- 販売請求書 (tfacr1110s000)
 - 購買請求書入力 (tfacp2600m000)
 
 - 支払差額
 - 
            
選択済請求書の支払差額
このフィールドにアクセスできるのは、伝票フィールドの値が次のいずれかの場合です。
- [回収取引]
 - [支払取引]
 
支払差額の金額および割合が両方とも[現預金管理パラメータ (tfcmg0100s000)] セッションで定義された許容範囲内に収まるか、または[支払権限 (tfcmg1100m000)] セッションで指定したユーザ固有値の範囲内に収まる必要があります。
 - ファクタリング手数料金額
 - 
            
通貨/レート (自国 - 銀行)フィールドで定義された通貨で表されるファクタリング手数料金額
デフォルトのファクタリング手数料は、[現預金管理パラメータ (tfcmg0100s000)] セッションの[一部支払の手数料]に入力された値によって決まります。この金額は変更できます。