許容原価および差異 (tfcat2540m000)
セッションの目的: 許容原価と差異をリストします。LN は、予算にもとづいて許容数値と実際原価とを比較し、差異を計算します。
- 年度
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コストが発生した年度
- 期間
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許容原価と差異が計算される期間
- 予算
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許容値および差異の基準となる予算
- ディメンションタイプ
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データが適用されるディメンションタイプ
- ディメンション
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実際データが適用されるディメンション
- 参照単位
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実際データが適用される参照単位
- 元帳勘定
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許容値および差異が計算される元帳勘定
- 許容原価
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許容原価は、LN によって次のように計算されます。参照単位タイプが数量基準の場合: 業績数量 x 単位原価 + 固定予算金額。金額基準の場合: 付加費用基準金額 x 原価付加費用 + 固定予算金額。
- 転記済
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このチェックボックスがオンの場合、許容原価および差異が、総勘定元帳モジュールに転記されます。
- 固定間接費差異
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LN は、参照単位タイプに応じて、次のように占有偏差を計算します。数量基準の場合: 許容原価- 業績数量 x 合計有効単位原価/付加費用。金額基準の場合: 許容原価- 付加費用基準金額 x 合計予算単位原価/付加費用。構造コストの場合は、占有偏差はゼロ (0) です。注意 占有偏差は、全部原価計算システムにのみ適用されます。
- 能率差異
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LN は、能率差異を 「実際原価合計- 許容原価」 の式を使用して計算します。
- 政策的価格差異
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この偏差は有効レート/付加費用が算定値と違うときにのみ発生します。これは実際パフォーマンスによって乗算された 2 つのレート/付加費用間の違いです。