参照単位別実際原価 (tfcat2510m000)
セッションの目的: 総勘定元帳モジュールからインポートされた実際原価をディメンション/参照単位ごとに表示します。
このセッションをズームして開始した場合、実行可能な操作はレコードの検索および選択のみに限られます。
- 年度
-
実際原価が発生した年度
- 期間
-
実際原価が発生した期間
- ディメンションタイプ
-
実際原価が属するディメンションタイプ
- ディメンション
-
実際原価が適用されるディメンション
- 参照単位
-
実際データが適用される参照単位
- 元帳勘定
-
実際原価がインポートされる元帳勘定
- 借方/貸方
-
貸借インジケータ
- 実際原価合計
-
この期間の合計実際原価
実際原価は、総勘定元帳からの実際原価のインポート (tfcat2210m000) セッションの実行後に表示されます。実際原価をインポートする前に、基準業績値をインポートまたは定義する必要があります。
予算
実際原価が変更されると、LN で予算に関する許容原価と差異が自動的に算出されます。これ以外の予算については、[許容原価および差異の算出 (tfcat2240m000)] セッションを使用できます。
- 変動費
-
関連する元帳勘定のこの期間の変動実際原価
- 固定費
-
関連する元帳勘定のこの期間の固定実際原価
- 変動率 %
-
割合で表示された変動費と合計原価の関係。この関係は、(実際変動費 ÷ 実際原価合計) x 100 で自動的に計算されます。
- 合計
-
LN で計算される合計実際レート/付加費用
LN では、次のように合計実際レート/付加費用が計算されます。
- 参照単位タイプが[数量基準]の場合:
-
[実際原価合計]/ [業績数量]
-
- 参照単位タイプが[金額基準]の場合:
-
100 x ( [実際原価合計]/ [付加費用基準金額]
-
- 参照単位タイプが[数量基準]の場合:
- 変動費
-
LN で計算される変動実際レート/付加費用
LN では、次のように変動実際レート/付加費用が計算されます。
- 参照単位タイプが[数量基準]の場合:
-
[変動実際原価]/ [業績数量]
-
- 参照単位タイプが[金額基準]の場合:
-
100 x ( [変動実際原価]/ [付加費用基準金額]
-
- 参照単位タイプが[数量基準]の場合:
- 固定費
-
LN で計算される固定実際レート/付加費用。注意:
LN では、次のように固定実際レート/付加費用が計算されます。
- 参照単位タイプが[数量基準]の場合:
-
[固定実際原価]/ [業績数量]
-
- 参照単位タイプが[金額基準]の場合:
-
100 x ( [固定実際原価]/ [付加費用基準金額]
-
注:[金額基準]は、原価計算パラメータ (tfcat0100s000) セッションの会計システムが[全部原価計算]の場合にのみ適用されます。
- 参照単位タイプが[数量基準]の場合:
- 有効レート
-
このチェックボックスがオンの場合、 LN でレート/付加費用が計算されています。
注:LN では、基準業績値を使用できる場合にのみ、レート/付加費用が計算されます。
例
次の場合があります。 レート/付加費用 値 有効性 初期値 0 なし (使用可能な基準業績値が存在しません) 計算済 0 可 計算済 34.5 可 レートは、基準業績値が存在する場合にのみ計算されます。これによって、次のレートが有効に設定されます。