総勘定元帳からの実際原価のインポート (tfcat2210m000)

セッションの目的: 期間ごとに総勘定元帳モジュールから実際原価をインポートします。

インポート処理

「履歴 - ディメンション/元帳勘定組合せ合計 (tfgld105)」 テーブルがインポートされ、計画された変動費率に基づいて固定費部分と変動費部分に分割されます。

[総勘定元帳中の費用転記評価勘定] フィールドへの転記はスキップされます。

変動/固定費分配

変動費と固定費は次のように分割されます。

  • 実際原価が予算固定費以上の場合は、予算固定費は実際固定費にコピーされ、残りのコストが変動費となります。
  • 実際原価が予算固定費未満の場合は、金額の配分に予算バリエータが使用されます。このディメンションに予算が設定されていない場合、ディメンション構造の上位のサブレベルに予算が設定されているかどうかが確認されます。

参照単位による原価分配

コストは、[分配基準]に基づき、4 つの方法で参照単位に分配できます。詳細については、実際原価の配分を参照してください。

配分方法

ディメンションにリンクされている参照単位への実際原価の配分方法を定義します。

未ファイナライズ取引を含む

このチェックボックスがオンの場合、ファイナライズされていない取引も、総勘定元帳モジュールからインポートされます。

法定勘定からの金額

このチェックボックスがオンの場合、法定勘定からの金額も、総勘定元帳モジュールからインポートされます。

補完勘定からの金額

このチェックボックスがオンの場合、補完勘定からの金額も、総勘定元帳モジュールからインポートされます。

上書き

このチェックボックスがオンの場合、参照単位別実際原価 (tfcat210) およびディメンション別実際原価 (tfcat211) テーブルに含まれる既存の値が上書きされます。

このチェックボックスがオンの場合、元勘定ごとにインポートされた金額を含むレポートが出力されます。