固定ディメンション定義 (tfbia8502m000)

セッションの目的: 固定ディメンション定義を表示します。これは LN における会計取引の追加属性を表しており、ディメンションとして発行できます。

次の固定ディメンションを発行することができます。

  • 取引先

    このディメンションは、元帳勘定の元帳残高が取引先によって保存されている場合、SourceSystemGLMovementBOD で使用されます。請求書や支払など、取引先に関連する取引の SourceSystemJournalEntryBOD に使用されます。
  • [勘定科目表 (tfgld0508m000)] セッションにおける [取引先の残高] チェックボックスがオンの場合、取引先のディメンション連番の発行は必須です。
  • 元帳単位 1 および元帳単位 2

    元帳残高数量および取引数量が LN に保存されている場合、これらのディメンションは SourceSystemGLMovementBOD および SourceSystemJournalEntryBOD で使用されます。これらのディメンションフィールドを使用して、数量およびその関連単位コードが BOD に発行されます。
  • 数量およびその関連単位コードを BOD に発行できても、レポートデータベースには保存されません。したがって、これらが本当に BOD で必要でない限り、これらのディメンション連番は発行しないでください。
  • その他のディメンション

    税金コード、課税国、租税元帳勘定、調整グループ、キャッシュフロー理由、および仕訳帳などのその他ディメンションは、SourceSystemJournalEntryBOD でのみ使用されます。その理由は、LN 内では元帳残高がこれらのコードによって保存されないからです。このコードは元帳取引でしか使用できません。
  • これらのディメンションは元帳/ディメンション残高で使用できないので、BOD で本当に必要な場合以外はこれらのディメンション連番を発行しないでください。

次を指定できます。

  • どのディメンション連番を BOD に含める必要があるか
  • ディメンション連番の場合、PM ダッシュボードのレポートデータベースで使用されている名前です。この名前は、LN 財務会計で使用されている名前から大きく外れていても構いません。このことは、複数の ERP のデータがレポートデータベースに保存され、ERP 間で設定が異なっている場合に有用です。
  • 単一ディメンション定義の承認や名前の入力を行うには、該当するラインをダブルクリックします。これにより、[固定ディメンション定義 (詳細) (tfbia8102s000)] セッションが開始されます。
  • ディメンション定義の範囲を承認するには、適切なメニューの [限定承認] コマンドを使用します。
  • ディメンション定義の承認後、ディメンション名が CodeDefinitionBOD に発行され、その結果、Evolve アプリケーションの Public MDM でこのディメンション名を使用するコードリストになります。そのため、このセッションではデータを変更できなくなります。
注: 

LN で使用されているディメンション連番を、レポートデータベース内の外部ディメンション連番にマップする場合は、LN ディメンションのレポートディメンションへのマッピング (tfbia8503m000) セッションを使用します。

ディメンション連番

ディメンション連番の番号

デフォルトディメンション記述

デフォルトのディメンション記述

注: 

選択範囲のディメンション定義についてデフォルトの記述を作成するには、適切なメニューメニューで[デフォルトディメンション記述の作成]をクリックします。LN ではその後、LN アプリケーションから提供される (ハードコード化された) ディメンション名が使用されます。

発行

このチェックボックスがオンの場合、ディメンション定義は承認済、発行済です。

ディメンション名

レポートデータベースで使用されているディメンション名

[固定ディメンション定義 (詳細) (tfbia8102s000)] セッションで、(未承認の) ディメンション定義の名前を入力または変更することができます。

注: 

ディメンション名には、マルチバイト文字や下線 (「_」) を含めないでください。

承認済

このチェックボックスがオンの場合、ディメンション定義は承認済です。