回収関連伝票 (tfacr6500m000)
セッションの目的: 選択した取引先の回収関連伝票を表示します。
この伝票には次の項目が含まれています。
- 通常回収
- 回収予定
- 割当
- 購買請求書
伝票ラインを選択し、適切なメニューで次のコマンドのいずれかをクリックすることができます。
[すべての伝票の表示]
回収に関連しない伝票も含めて、すべての伝票をリストします。[回収関連伝票別請求書]
[回収関連伝票別請求書/伝票 (tfacr6501m000)] セッションを開始します。[総勘定元帳取引]
[ファイナライズ済取引ライン (tfgld1509m000)] セッションを開始します。
- 回収先取引先
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支払側の取引先。通常、これは顧客の買掛金管理部署になります。この定義には、デフォルト通貨と為替レート、顧客の銀行関係、取引先に送付する督促状のタイプおよび督促状の送付回数が含まれます。
- 最上位親取引先
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現在の構造での最上位親取引先。これは[回収先取引先]フィールドの最上位親取引先とすることができます。
- 回収
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- オリジナル回収会社
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取引が作成された会社
- オリジナル回収 ID
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取引 ID は次の内容に使用します。
- 取引先の支払番号 (回収予定または通常受領で定義されている場合)
- 手形番号 (受取手形 (TNR) の場合)
注:回収予定ステップまたは前受金/仮受金が振り戻されない限り、[オリジナル回収伝票]フィールドと[回収伝票]フィールドの値は一致します。振戻が行われた場合は、オリジナル回収伝票は振り戻された伝票と一致します。
[回収伝票]フィールドの値は実際支払伝票と一致しており、これを使用して該当する総勘定元帳取引にズームします。
- オリジナル回収伝票
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オリジナル回収の取引タイプ、伝票番号、およびライン番号
- 伝票日付
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財務会計の取引日。伝票日付は常に現地時間で登録されます。通常、財務会計に異なる取引日をマニュアルで入力したか、UTC 時間と現地時間で日付が異なる場合を除いて、伝票日付と取引日は同じになります。
- 伝票タイプ
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この回収またはリンク伝票の取引の分類
- 回収会社
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取引が作成され、総勘定元帳取引の会社と一致する会社
- 回収伝票
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回収会社の取引タイプ、伝票番号、および伝票のライン番号
- 回収会社
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取引を発生させた会社
- 初期回収伝票
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取引を発生させた会社の取引タイプ、伝票番号、および伝票のライン番号
注:このフィールドはグループ化の目的にのみ使用され、次の場合には伝票番号が表示されます。
- 回収予定または調整伝票の作成時に、このフィールドを使用してさまざまな回収予定ステップをグループ化します。口座引落処理では、口座引落バッチもこれらの回収予定のグループ化に使用できますが、マニュアル回収予定の場合は口座引落バッチ番号を使用できません。この場合、このフィールドには、作成された最初の回収予定の伝票が表示されます。
- 前受金または仮受金を、請求書あるいはその他の前受金や仮受金に割り当てる場合は、このフィールドを使用して請求書への割当をグループ化し、前受金または仮受金を振り戻します。この場合、このフィールドには割当伝票が表示されます。
- 請求書の置換
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このチェックボックスがオンの場合、手形が適用されます。
- 明細
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- 口座引落バッチ会社
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別の会社で作成された前受金または仮受金の場合は、口座引落バッチ会社は回収会社とは異なります。
- オリジナル口座引落バッチ
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回収予定または TNR の作成に使用された口座引落バッチ
- 回収方法
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回収予定または TNR の作成に使用された回収方法
- 銀行リレーション
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回収予定または TNR の作成に使用された銀行
- 顧客の銀行
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回収予定および TNR の場合の回収先取引先の銀行
- 金額
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リンク伝票の通貨で表示される金額
- 取引通貨
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リンク伝票の取引通貨
- 金額 (現地通貨)
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回収会社の現地通貨で表示される金額
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会社の所在地がある国の通貨。または、現地の税務当局に報告する通貨
複数通貨の場合は、3 つの自国通貨を使用できます。会社で使用する通貨として、次の 3 つの自国通貨を定義できます。
- その会社の現地通貨
- [通貨]
- [通貨]
- 回収状況
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現在の伝票に対応する回収伝票のステップ。回収予定、通常回収、割当、および TNR にのみ指定されます。