購買請求書入力 (tfacp2600m000)
セッションの目的: 購買請求書の詳細を入力します。
請求書を購買オーダ (および発注先から請求された輸入仕入原価ライン) と照合する必要がある場合は、[請求タイプ] フィールドで [購買オーダ関連請求書] を選択します。請求書を輸入仕入原価ラインと排他的に照合するには、[請求タイプ] フィールドで [輸入仕入原価関連請求書] を選択します。請求書の対象が購買済の商品ではなく購買済の輸送である場合は、[輸送オーダ関連請求書] を選択してください。
対応するタブで追加コストをメンテナンスすることができます。
適切なメニューのコマンドを使用して、対応するセッションで各種の照合を実行できます。照合タイプおよび請求書タイプに応じて、請求書を特定のラインと照合し、照合金額または数量を入力します。
請求書が購買オーダラインに関連している場合、次のことを実行できます。
- [照合] オプションをクリックして請求書をマニュアルで照合する。
- [未割当金額] がゼロの場合に請求書を承認する。適切なメニューで [ ] をポイントし、サブメニューから [ ] を選択します。
- 請求書の承認を振り戻す (振戻がまだ可能な場合)。適切なメニューで [ ] をポイントし、サブメニューから [ ] を選択します。
- 輸送で輸送オーダの処理がすでに完了している場合、請求書の承認は許可されません。
- 外注 PCS オーダ、外注サービスオーダ、または外注メンテナンスオーダを介して作成された購買オーダは、どのような場合にも承認の取消は許可されません。
- 請求書および同じ発注先のその他の請求書を入力したときに、発注先請求書番号がすでにある場合は、メッセージが表示されます。重複請求書 (tfacp2504m000) セッションを実行するには、このメッセージ内のボタンをクリックします。
- 借方票が指定された場合、[借方票の出力] オプションが有効になり、この借方票のドラフトバージョンを出力できます。オリジナルバージョンは[借方票 (tfacp2507m100)] セッションで出力します。このセッションは [買掛金 360 (tfacp2560m000)] セッションまたは [購買請求書照会 (tfacp2600m100)] セッションから呼び出すことができます。
自動照合
- [買掛金パラメータ (tfacp0100m000)] セッションの [自動照合] チェックボックスがオンの場合、請求書が自動的に照合されます。
- オーダまたは梱包票の番号を入力する場合、LN はオーダまたは梱包票と関連のあるオーダと請求書を照合します。
- 両方のフィールドに値を入力した場合は、梱包票が倉庫で受取済の場合にのみ、その梱包票が LN の自動照合処理に使用されます。
- 一般データ
-
- 請求書
-
購買請求書の取引タイプ
[取引 (tfgld1101m000)] セッションでは、この取引タイプを選択します。請求書の ID として、次のフィールドの伝票番号とともに選択した取引タイプが使用されます。
- 伝票
-
購買請求書の伝票番号。LN では、請求書の ID として直前のフィールドの取引タイプとともに使用します。
指定可能な値
[取引タイプシリーズ (tfgld0114m000)] セッションで、この請求書取引タイプのシリーズ番号がほかにも定義されている場合は、別のシリーズ番号を選択することもできます。
デフォルト
[取引タイプシリーズ (tfgld0114m000)] セッションで定義されたシリーズ番号が入力されます。
このフィールドが入力されると、[請求書状況]フィールドが[登録済]に設定されます。
- 請求タイプ
-
このフィールドは、請求書が購買オーダ、輸送オーダ、輸入仕入原価、その他費用のいずれに関連しているかを示します。
選択した請求タイプに応じて、次の 2 種の購買請求書処理手順のどちらかがこのセッションから開始されます。
-
[費用請求書]
[会計分配]タブでの取引ラインの入力 -
[購買オーダ関連請求書]、[輸入仕入原価関連請求書]、または[輸送オーダ関連請求書]
現在のセッションでの照合、追加コスト入力、および承認
例
たとえば、自動車生産のためにタイヤの購入が必要な場合、タイヤ用の購買オーダが作成されます。このタイヤ用の請求書を登録する場合、請求タイプは[購買オーダ関連請求書]でなければなりません。LN では請求書を購買オーダと照合します。
自動車を製造していてコーヒーメーカー用のコーヒーを購入する必要がある場合、購買オーダは作成されません。自動車の製造と販売という本来の業務に関わりないコストだからです。コーヒー用に登録される請求書の請求タイプは[費用請求書]にします。この請求書が請求書照合手順を通過することはありません。
-
- 請求書状況
-
請求書が処理に至った段階
- 支払の承認
-
このチェックボックスがオンの場合、請求書の支払は承認済です。
このチェックボックスがオフの場合、支払承認が必要な請求書は[支払請求書の選択 (tfcmg1220m000)] セッションでは選択することができません。
- 予算状況
-
この請求書を処理できるだけの予算があるかどうかを示します。
- 請求書を処理できるのは、予算状況が [OK] または [適用なし] の場合のみです。
- 予算状況が[チェック未完了]の場合は、適切なメニューから[予算のチェック]を選択します。
このフィールドには、次の値を指定できます。
- [OK]
- [適用なし]
- [チェック未完了]
- [予算例外]
- 請求書データ
-
- 一般
-
- 取引先
-
組織に請求書を送付する取引先。通常、これは発注先の売掛金管理部署になります。この定義には、デフォルト通貨と為替レート、請求方法と請求の回数、組織の与信限度額情報、支払の条件と方法、関連の受取側取引先が含まれます。
デフォルト
請求タイプが[購買オーダ関連請求書]、[輸入仕入原価関連請求書]、または[輸送オーダ関連請求書]で、かつ[オーダ]フィールドにオーダ番号が入力された場合、そのオーダに関連付けられた取引先が入力されます。
- 発注先請求書
-
請求元取引先に使用される請求書識別番号です。
請求書が支払われる際、この番号は支払参照として出力されます。
注:[買掛金パラメータ (tfacp0100m000)] セッションの[一般]タブで請求書番号必須を選択した場合には、この番号を入力する必要があります。
- 参照
-
内部参照用に使用されるテキストを入力できます。
- 請求日
-
請求書の作成日。期日および割引を計算する場合などにこの日付を使用します。
デフォルト
デフォルトで現在の日付が入力されます。
- 期日
-
請求額の支払が完了しなければならない日付
デフォルト
支払条件が請求書にリンクされている場合、それに応じて期日が計算されます。そうでない場合、LN では現在の日付を入力します。
- 参照ライン
-
支払伝票を請求書に添付する場合、このフィールドに支払伝票参照ラインが入力されている必要があります。
- オーダ
-
- オーダ
-
次のような内容についての詳細情報が記録された購買オーダのライン
- オーダ品目
- 価格合意
- 納期
- 出荷
- 請求
購買オーダに 1 つ以上のラインを持つことができます。
入庫がすでに登録済となっている購買オーダラインのリストの詳細を表示できます。
請求タイプが[購買オーダ関連請求書]または[輸入仕入原価関連請求書]の場合、購買オーダを選択できます。
[買掛金パラメータ (tfacp0100m000)] セッションの[自動照合]チェックボックスがオンの場合、このフィールドに入力されたオーダと請求書が自動的に照合されます。
- 梱包票
-
出荷する特定の梱包内容を詳細に記載したオーダ文書。項目には、品目の説明、荷主または顧客の品目番号、出荷数量、および出荷品目の在庫単位などがあります。
[買掛金パラメータ (tfacp0100m000)] セッションの[自動照合]チェックボックスがオンの場合、梱包票にリンクされたオーダと請求書が自動的に照合されます。
- 積荷
-
請求書が輸送オーダに関するものである場合、これは積荷です。
- 出荷
-
請求書が輸送オーダに関するものである場合、これは出荷です。
- 輸送オーダクラスタ
-
請求書が輸送オーダに関するものである場合、これは輸送オーダクラスタです。
- 金額
-
- 金額
-
請求額
デフォルト
LN では、次の場合に、選択したオーダのオーダ詳細で定義されたオーダ金額を入力します。
- [買掛金パラメータ (tfacp0100m000)] セッションの [オーダ金額 (デフォルト請求金額)] チェックボックスがオンの場合
- 現在のセッションで、[請求タイプ]フィールドの値が[費用請求書]以外の場合
- 通貨
-
請求額の表示に使用する通貨
注:[費用請求書]について、請求元取引先に定義済の通貨が入力されます。
- 自国通貨金額
-
自国通貨で表示された請求額
- 自国通貨
-
金額を表す自国通貨
[ツール] メニューから [通貨変換] を選択して自国通貨を切り替えます。
- 為替レート
-
通貨基準の金額を計算するために、別の通貨の金額に掛け算する係数
- 定義レート
-
定義レート。次式で計算されます。
定義レート = 為替レート x レート係数
- レート換算基準
-
換算レートを決定するための日付を指定する方法
決定した換算レートに基づいて、構成プロセスで外国通貨の総額が自国通貨に換算されます。
- 為替レートタイプ
-
/baanerp/tp/glossary/glossary#000046
- 取引先税データ
-
- 課税国
-
現在の税金登録設定に基づいて決定される取引先の課税国
- 課税州/地方
-
取引先に関連付けられた国内の州/地方
- 取引先 ID
-
税務当局が割り当てた取引先の一意の税金識別番号であり、発行元の国で企業を識別する際の基準となります。
- 正式名称
-
取引先に関連付けられた企業にリンクされている正式名称のコード
- 税金詳細
-
- 税額計算レベル
-
請求書の税金計算に必要なレベル
デフォルト
デフォルトの税金計算レベルは[買掛金パラメータ (tfacp0100m000)] セッションで設定されます。
- 課税国/コード
-
税金を支払う必要がある国
デフォルト
LN のデフォルトでは、選択されたオーダのオーダ詳細に定義されている課税国が入力されます。
- 税金コード
-
請求額に課された税金を計算するための税金コード
デフォルト
LN のデフォルトでは、選択されたオーダの税金コードが入力されます。
- 税額 (支払通貨)
-
[税額計算レベル] フィールドで [請求書ヘッダ] を選択した場合、請求額に対して支払う税額が入力されます。入力された税金コードを使用して税額が計算されます。
税金コードが単一税率コードの場合、税額を変更することができます。
税金コードが複税コードの場合、税額を[税金詳細 (tfgld1109m000)] セッションで変更することができます。適切なメニューから [税金詳細] を選択してセッションを開始します。
- 税額 (自国通貨)
-
自国通貨の 1 つで計算された税額
- 税金期間
-
請求額に対する税金が精算される年度および税金期間
- グループ税金コード
-
複数の個別税金コードを表す税金コード。取引に複数の税金コードが適用される場合、その取引にグループ税金コードをリンクすることができます。
たとえば、グループ税金コードには、次の税金コードを含めることができます。
- 付加価値税
- 源泉所得税
- 源泉徴収社会献金
- 税金の総計
-
税金コードが総計税金コードであることを示します。
- 課税州/地方
-
登録コードがメンテナンスされる課税国内の州/地方
- 登録コード
-
登録を識別するユーザ定義コード
- 識別番号
-
現在の税金登録設定に基づいてアプリケーションで決定される固有の税金識別番号
- 正式名称
-
登録 ID にリンクされていて、法定レポートで使用できる名前
- 詳細
-
- 購買タイプ
-
実行された購買の購買タイプ
購買/輸送オーダ関連の請求書について最も具体的なデフォルト購買タイプを取得するために、次の順序で購買タイプがチェックされます。
- 未照合オーダラインの購買タイプ
- [購買タイプの例外 (tcmcs2103m000)] セッションでの請求元取引先および購買オーダ発注元に関する購買タイプ。明細フィールドの多くは空欄のままです。
- 請求元取引先に属する取引先グループのデフォルト購買タイプ
LN では、最も具体的なデフォルト購買タイプを取得するために、請求元取引先の取引先グループのデフォルト購買タイプを調べます。
- オリジナル請求書
-
この請求書が貸方票の場合は、貸方票のリンク先となるオリジナル請求書の取引タイプを入力することができます。
- オリジナル請求書
-
この請求書が貸方票の場合は、貸方票のリンク先となるオリジナル請求書の伝票番号を入力することができます。
- オリジナルスケジュールライン番号
-
この請求書が貸方票の場合は、貸方票のリンク先となるオリジナル請求書の支払スケジュールラインを入力することができます。
- 発注先税金番号
-
請求元取引先の税金番号
- 保留理由
-
保留理由を入力することにより、指定した請求書に対しては処理をブロックすることができます。
デフォルト保留理由を設定すると、LN は、支払承認を必要としない登録済請求書にデフォルト保留理由を自動的にリンクします。
請求書に対して支払承認が必須であり、請求書を登録したユーザに支払の承認権限がある場合、LN はデフォルトの保留理由を請求書にリンクしません。[保留理由]フィールドは空のままです。ただし、ユーザが十分な権限を持たない場合は、LN が請求書にデフォルト保留理由をリンクします。
- 取引先銀行
-
請求元取引先の取引銀行
- その他
-
- 未割当金額
-
購買オーダまたは原価品目にまだ割り当てられていない請求額。この金額が 0 の場合は、請求書の照合が完了しています。
未割当金額 = (正味金額 + 指定対象原価) - (オーダとの照合 + 照合済輸入仕入原価 + 入力済取引 + 指定対象原価取引)
注:費用請求書については、これはまだ取引に割り当てられていない請求額です。
- Remaining Amount
-
The indicator shows whether the remaining amount is a debit or a credit amount.
- 残余額(税込)
-
残余総額
- 内部テキスト
-
このチェックボックスがオンの場合、この請求書のテキストが存在します。
- 支払
-
- 支払データ
-
- 支払/条件
-
請求書の支払方法に関する合意事項
支払条件には、次の項目が含まれます。
- 請求書の支払を完了しなければならない期間
- 指定期間内に請求書の支払が完了した場合に保証される値引
支払条件によって、次の計算が可能になります。
- 支払期限の日付
- 値引期間が終了する日付
- 値引額
- 支払方法
-
支払 (購買請求書) または入金 (販売請求書) の作成に使用される方法です。
支払方法には、次の項目などの詳細が定義されています。
- 最高額
- 期日
- 外国通貨を許容するかどうか、およびレポートに出力する必要のあるその他の詳細
これらはオーダまたは請求書上で変更可能なデフォルト値です。
[財務会社パラメータ (tfgld0503m000)] セッションの[支払方法必須]チェックボックスがオンの場合、支払方法を請求書または支払スケジュールラインにリンクする必要があります。
- 支払理由
-
外貨払の理由
次の場合に、このフィールドにコードを入力できます。
- [支払/回収方法 (tfcmg0140s000)] セッションの[外貨払の理由を追加]チェックボックスがオンの場合
- 取引先の国コードが、請求書を作成する会社に帰属している国コードとは異なる場合
注:指定した支払先取引先データが支払先取引先 1099 詳細 (tccom4126s000) セッションに入力されている場合、このフィールドは必須です。
- 追加記述コード
-
外貨での支払理由を示す記述コード。北欧用銀行ファイルについては追加記述が必要です。
購買請求書を登録した場合は、支払理由を入力できます。追加記述が支払理由にリンクされている場合は、LN にデフォルト追加記述コードが表示されます。追加記述コードは変更可能です。
- 延滞金利
-
商品の数量や行われたサービスに対する請求率。特定の期間内に請求が支払われなかった場合、請求書の受取人は、この比率に基づく金額を支払う必要があります。
- 支払合意
-
請求元取引先との支払合意がある場合、このフィールドに支払合意が入ります。
- キャッシュフロー理由
-
購買請求書をキャッシュフロー計算書に含める必要がある場合、このフィールドにキャッシュフロー理由が入ります。
- 支払データ
-
- オリジナル支払先取引先
-
請求元取引先にリンクされた支払先取引先。ファクタリング対象請求書に対しては、オリジナル支払先取引先はファクタリング会社に置き換えられます。
- 支払先取引先
-
支払先の取引先。通常、これは発注先の売掛金管理部署になります。取引先がファクタリング会社を利用している場合は、この定義には、デフォルト通貨と為替レート、発注先の銀行関係、請求の支払日数が含まれます。
- 住所ライン 1
-
住所の最初の部分。デフォルト値は、[住所 (tccom4130s000)] セッションの住所ライン 1 フィールドから取得されます。
- 住所
-
アドレス関連の完全な詳細セットには、郵便住所または電話、ファックスおよびテレックスの番号、E メール、インターネットのアドレス、税務用の識別情報、および工順情報が含まれます。
- 購買元取引先
-
商品またはサービスのオーダ先の取引先。これは通常発注先の販売部署になります。この定義には、デフォルト価格と値引合意、購買オーダのデフォルト、受渡条件、関連する出荷元と請求元の取引先が含まれます。
- ファクタリング番号
-
ファクタリング会社が取引先を登録する際に使用する ID です。
- 支払スケジュール
-
このチェックボックスがオンの場合、この請求書の支払スケジュールが存在しています。
- 外注
-
このチェックボックスがオンの場合、請求書は外注オーダに属しています。
次の条件が該当する場合は、請求書が外注請求書に属します。
- 選択された購買元取引先が外注先である
- [外注先 (tfacp3510m000)] セッションに、この取引先についての外注マスタデータが存在する
- 銀行
-
- 取引先銀行
-
請求元取引先の取引銀行
支払スケジュールが請求書にリンクされている場合、このフィールドは空です。銀行は支払スケジュールラインごとに個別に決定されます。
- 銀行口座
-
取引先の銀行口座番号
- IBAN
-
国際銀行口座番号。これは、国際間取引の自動処理を促進するために金融機関によって定められた、口座を識別するための国際的な標準口座名です。IBAN は、口座を作成できる銀行で提供されています。
- 銀行参照
-
銀行参照番号を使用する場合は、これが請求書の銀行参照番号となります。
- 参照ライン
-
支払伝票を請求書に添付する場合、このフィールドに支払伝票参照ラインが入力されている必要があります。
- 権限データ
-
- 割当承認者
-
保留理由の削除や請求書の支払承認を許可されている割当承認者
- 保留理由
-
保留理由を入力することにより、指定した請求書に対しては処理をブロックすることができます。
デフォルト保留理由を設定すると、LN は、支払承認を必要としない登録済請求書にデフォルト保留理由を自動的にリンクします。
請求書に対して支払承認が必須であり、請求書を登録したユーザに支払の承認権限がある場合、LN はデフォルトの保留理由を請求書にリンクしません。[保留理由]フィールドは空のままです。ただし、ユーザが十分な権限を持たない場合は、LN が請求書にデフォルト保留理由をリンクします。
- 承認可能期限
-
その日までに請求書を支払承認しなければならない最終の日付
- 勘定科目/ディメンション
-
- 統制勘定
-
取引の転記先となる統制勘定
LN では、財務取引先グループから統制勘定が派生します。
- ディメンション
-
取引の転記先となるディメンション
購買オーダに関連する請求書について、次の条件が満たされると、LN では統合マッピング体系からディメンションを取得します。
- 購買オーダ詳細が請求書に入力されている
- [買掛金パラメータ (tfacp0100m000)] セッションで、自己請求請求書のディメンション会計用の統合伝票タイプが初期化されている
これらの条件が満たされず、統合マッピングが定義されていないディメンションタイプの場合は、LN では費用請求書および輸送請求書の場合と同じ方法でディメンションを取得します。
費用請求書および輸送請求書の場合、それぞれのディメンションタイプについて、は次の順序でディメンションを取得します。
- [請求元取引先 (tccom4122s000)] セッション
- [財務取引先グループ別勘定科目 (tfacp0110m100)] セッションで指定された財務取引先グループの統制勘定
税額もこれらのディメンションに転記されます。必須ディメンションが租税勘定にリンクされていて、統制勘定用のディメンションが定義されていない場合、[税金コードに対する転記データ (tfgld0171s000)] セッションまたは[複数税金コード用転記データ (tfgld0170s000)] セッションで指定されたディメンションに税額が転記されます。
- 要約
-
- 金額
-
- 正味額
-
合計請求額から税金、訂正金額、および貸方票金額を差し引いたもの
- 指定対象原価
-
原価を指定しなければならない原価品目のオーダラインとの照合が実行済であるため、指定する必要のある合計額
- 照合金額
-
請求額のうちすでにオーダラインと照合済の部分。新規オーダが請求書に割り当てられるたびにこの金額は増加します。
- 指定対象原価取引
-
原価を指定しなければならない原価品目に指定される合計額
- 照合済輸入仕入原価
-
請求額のうちすでに輸入仕入原価と照合済の部分
- 入力済取引
-
[追加コスト]タブまたは[追加コスト (tfacp1101m100)] セッションでこの請求書に入力された追加コスト取引の合計額
注:費用請求書の場合は、[会計分配 (tfacp1120m000)] セッションでこの請求書に入力された取引の合計額になります。
- 未割当金額
-
購買オーダまたは原価品目にまだ割り当てられていない請求額。この金額が 0 の場合は、請求書の照合が完了しています。
未割当金額 = (正味金額 + 指定対象原価) - (オーダとの照合 + 照合済輸入仕入原価 + 入力済取引 + 指定対象原価取引)
注:費用請求書については、これはまだ取引に割り当てられていない請求額です。
- 価格差額
-
請求額とオーダ金額または商品回収額との間の差異。価格差額は、オーダ時と請求時の単位あたりの価格差異に起因する差異です。
オーダ通貨為替レートが請求通貨為替レートと異なっている場合は、価格差額金額には為替差を含めることができます。
価格差額 = 請求済数量 × (オーダ単価 - 請求単価)
- 照合/承認
-
- 照合手順
-
次のいずれかの操作を実行します。
- [購買オーダと照合]
- [購買入庫と照合]
- [購買消費と照合]
- [適用なし]
- 承認伝票
-
購買請求書の承認に使用する取引タイプ。請求書の承認が問題なく完了すると、LN ではこのフィールドに承認用の取引タイプを入力します。
この取引タイプで会計取引が作成されます。費用請求書には関係しません。
- 承認書類
-
購買請求書の承認に使用される伝票番号。請求書の承認が問題なく完了すると、LN ではこのフィールドに伝票番号を入力します。
この伝票番号で会計取引が作成されます。費用請求書には関係しません。
- 源泉徴収税
-
- 源泉徴収税
-
このチェックボックスがオンの場合、請求書に源泉所得税額が含まれています。
- 取引先への支払正味金額
-
正味支払請求額
- 金額 (自国通貨)
-
自国通貨での正味支払請求額
- 源泉所得税
-
源泉所得税金額
- 金額 (自国通貨)
-
自国通貨での源泉所得税金額
- 源泉徴収社会献金
-
源泉徴収社会献金金額
- 金額 (自国通貨)
-
自国通貨での源泉徴収社会献金金額
- 社会献金 (会社経費)
-
社会献金 (経費) 金額
- 金額 (自国通貨)
-
自国通貨での社会献金 (経費) 金額
- テキスト
-
- テキスト
-
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