購買オーダラインの照合 (tfacp2541m000)

セッションの目的: 購買オーダラインと請求書をマニュアルで照合します。

表示オーダライン

  • 表示されたオーダラインはすべて、少なくとも商品の一部を受け取ったオーダです。
  • 購買オーダがすでに購買請求書とリンクされている場合は、同じオーダ番号のオーダラインのみが表示されます。
  • どの購買オーダも請求書とリンクされていない場合、その請求書の請求元取引先に関連する購買元取引先を持つ全オーダラインを示します。購買元取引先および請求元取引先の親取引先が同じでなければなりません。

照合

適切なメニューにある各種のコマンドを使用して、オーダラインを請求書と照合することができます。

  • [選択オーダの照合]

    1 つ以上のオーダラインを選択した場合、このコマンドを使用すると、それらのオーダのみを請求書と照合することができます。
  • 未照合のオーダ金額に対して表示されたすべてのオーダラインが別の請求書と照合されます。価格差額は計算されません。
  • [選択オーダの照合取消]/

    不照合コマンドのいずれかを使用して、この請求書と照合された一部またはすべてのオーダラインを不照合にすることができます。
  • [原価品目]

    オーダされた品目が原価品目の場合、このコマンドによって [照合済購買請求書/取引明細書ライン取引 (tfacp1133s000)] セッションが開始されます。このセッションで、原価品目の取引を入力できます。
  • [オーダ別照合済請求書の表示]

    (一部) 照合済のオーダラインを選択した場合は、このコマンドによって、[入庫ライン別照合済請求書 (tfacp2551m000)] セッションが開始されます。このセッションで、オーダラインが照合される購買請求書を表示することができます。
  • [照合済オーダラインの非表示/表示]

    現在の購買請求書との照合がすでに終了しているオーダラインのみを表示するかどうかを選択できます。これで、請求書と照合されたオーダラインの数量が [オーダライン詳細 (tfacp2141s000)] セッションの [請求済数量] フィールドに入力されます。
  • [完全照合済のオーダラインを非表示]

    完全照合済のオーダを表示するかどうかを選択できます。オーダ数量が請求数量に等しければ、オーダは完全に照合されます。

オーダラインと請求書の照合後は、このセッションをクローズしてください。[価格差額] フィールドおよび [照合金額] フィールドは、このセッションの開始元である [購買請求書入力 (tfacp2600m000)] セッションまたは [購買請求書の処理 (tfacp2107m000)] セッションで更新されます。

伝票

請求書 ID の取引タイプ部分

伝票

請求書 ID の伝票番号部分

請求書状況

照合/承認処理で、請求書が到達したステージ

請求書状況には処理の各ステージが反映されます。請求書状況の変化の仕方は、次のとおりです。

  1. [ドラフト] → [登録済]
  2. [登録済]→ [照合済]
  3. [照合済]→ [承認済]
  4. [承認済]→ [照合済] (請求書の承認を取り消した場合)

登録コード

税金登録を識別するユーザ定義のコードまたは名前

注: 

このフィールドは、[コンセプトの有効化 (tcemm4600m100)] セッションで [拡張登録管理] が [有効] に設定されている場合にのみ表示されます。

取引先 ID

税務当局が割り当てた取引先の一意の税金識別番号であり、発行元の国で企業を識別する際の基準となります。

注: 

このフィールドは、[コンセプトの有効化 (tcemm4600m100)] セッションで [拡張登録管理] が [有効] に設定されている場合にのみ表示されます。

正味額

請求書の正味額

正味額は、合計請求額から次の金額を差し引いた金額です。

  • 合計税額
  • 訂正
  • 貸方票

正味額

請求通貨

指定対象原価

[品目グループ (tcmcs0123m000)] セッションで品目グループの原価指定チェックボックスがオンになっている場合の金額

照合金額

請求額のうち、オーダラインと照合済の部分。新規オーダが請求書に割り当てられるたびにこの金額は増加します。

指定対象原価取引

[品目グループ (tcmcs0123m000)] セッションで品目グループの原価指定チェックボックスがオンになっている場合の取引額

照合済輸入仕入原価

照合済の輸入仕入原価額

入力済取引

[照合済購買請求書/取引明細書ライン取引 (tfacp1133s000)] セッションでこの請求書に対して入力した原価品目および追加コスト取引の合計金額。請求書の取引を入力するには、適切なメニューメニューの[原価の追加]をクリックします。

未割当金額

購買オーダまたは原価品目にまだ割り当てられていない請求額。この金額が 0 の場合は、請求書の照合が完了しています。

請求差額

請求額とオーダ金額または商品回収額との間の差異。価格差額は、オーダ時と請求時の単位あたりの価格差異に起因する差異です。

価格差額は次のように計算されます。

価格差額 = 請求済数量 × (オーダ単価 - 請求単価) 

購買元取引先

商品またはサービスのオーダ先の取引先。これは通常発注先の販売部署になります。この定義には、デフォルト価格と値引合意、購買オーダのデフォルト、受渡条件、関連する出荷元と請求元の取引先が含まれます。

ロジスティック会社

購買オーダが作成されるロジスティック会社のコード

オーダ

請求書と照合する必要のある購買オーダ番号

請求書を 1 件のオーダと照合する必要がある場合は、そのオーダ番号を指定できます。自動照合の場合は、購買オーダ番号を指定する必要があります。この値は、オーダ番号と梱包票が請求書ラインに指定されていないときに、オーダを請求書と照合する際、およびオーダを請求書ラインと照合する際に使用されます。

梱包票

梱包票番号

この値は、照合するオーダを選択するときに使用されます。指定した梱包票の出荷で受け取られるオーダが照合されます。

ロジスティック会社

購買オーダが作成された会社

オーダ

購買オーダ番号を使用すると、購買請求書との照合の手順で入庫を選択することができます。請求書の参照先オーダが 1 つの場合は、このフィールドにオーダ番号を入力することができます。

自動照合を実行する場合、オーダ番号は必須入力です。オーダ番号を入力しない場合、請求書はマニュアルのみ照合できます。

位置

購買オーダラインの番号

連番

購買オーダライン連番

オーダ数量 (在庫単位)

在庫単位でオーダされた品目の数

オーダ数量 (在庫単位)

購買単位でオーダされた品目の数

オーダライン金額

オーダラインに応じて支払われる金額

通貨

オーダ通貨

請求済数量

請求元取引先から請求書が送付された品目の数

請求済数量(購買単位)

購買単位で請求された品目の数

請求額

請求元取引先から請求書が送付された金額の合計

品目

オーダ済品目

品目記述

オーダされた品目についての記述

品目材料

品目を構成している材料。このフィールドは情報のみに使用されます。

品目標準

品目の製造または購買に使用される工業標準。NEN3140 や ISO9000 などです。このフィールドは情報のみに使用されます。

品目サイズ

品目のサイズ。このフィールドは情報のみに使用されます。

製造元品目コード

製造元の品目コードの一意の識別番号。これは、品目オーダ処理および識別処理で使用されます。

製造元

最終商品の発注先。ソートと選択に使用されるユーザ定義可能な品目グループデータ

プロジェクト

プロジェクトの請求書の場合、請求書が関連付けられているプロジェクトがこのフィールドに表示されます。