輸入仕入原価ラインの照合 (tfacp2144m000)
セッションの目的: 輸入仕入原価ラインを請求書とマニュアルで照合します。
輸入仕入原価ラインを請求書と照合したら、このセッションを閉じます。[価格差額] フィールドおよび [照合金額] フィールドは、このセッションの開始元である [購買請求書入力 (tfacp2600m000)] セッションまたは [購買請求書の処理 (tfacp2107m000)] セッションで更新されます。
- 伝票
-
請求書 ID の取引タイプ部分
- 伝票
-
請求書 ID の伝票番号部分
- 請求書状況
-
照合/承認処理で、請求書が到達したステージ
請求書状況には処理の各ステージが反映されます。請求書状況の変化の仕方は、次のとおりです。
- [ドラフト] → [登録済]
- [登録済]→ [照合済]
- [照合済]→ [承認済]
- [承認済]→ [照合済] (請求書の承認を取り消した場合)
- 登録コード
-
税金登録を識別するユーザ定義のコードまたは名前
注:このフィールドは、[コンセプトの有効化 (tcemm4600m100)] セッションで [拡張登録管理] が [有効] に設定されている場合にのみ表示されます。
- 取引先 ID
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税務当局が割り当てた取引先の一意の税金識別番号であり、発行元の国で企業を識別する際の基準となります。
注:このフィールドは、[コンセプトの有効化 (tcemm4600m100)] セッションで [拡張登録管理] が [有効] に設定されている場合にのみ表示されます。
- ロジスティック会社
-
オーダが作成されたロジスティック会社
- 正味額
-
請求書の正味額
正味額は、合計請求額から次の金額を差し引いた金額です。
- 合計税額
- 訂正
- 貸方票
- 正味額
-
請求通貨
- 指定対象原価
-
[品目グループ (tcmcs0123m000)] セッションで品目グループの原価指定チェックボックスがオンになっている場合の金額
- ロジスティック会社
-
入庫ラインの購買オーダが作成されるロジスティック会社のコード
- オーダ
-
請求書と照合する必要のある購買オーダ番号
請求書を 1 件のオーダと照合する必要がある場合は、そのオーダ番号を指定できます。自動照合の場合は、購買オーダ番号を指定する必要があります。この値は、オーダ番号と梱包票が請求書ラインに指定されていないときに、オーダを請求書と照合する際、およびオーダを請求書ラインと照合する際に使用されます。
- 梱包票
-
出荷する特定の梱包内容を詳細に記載したオーダ文書。項目には、品目の説明、荷主または顧客の品目番号、出荷数量、および出荷品目の在庫単位などがあります。
この値は、照合するオーダを選択するときに使用されます。指定した梱包票の出荷で受け取られるオーダが照合されます。
- 品目
-
品目のコード
注:この値は、外部スキャンデバイスを使用して決定され、オーダ関連請求書ラインの場合のみ使用されます。
- 品目記述
-
品目の記述
- オーダ
-
購買オーダ番号を使用すると、購買請求書との照合の手順で入庫を選択することができます。請求書の参照先オーダが 1 つの場合は、このフィールドにオーダ番号を入力することができます。
自動照合を実行する場合、オーダ番号は必須入力です。オーダ番号を入力しない場合、請求書はマニュアルのみ照合できます。
- 支払/条件
-
請求書の支払方法に関する合意事項
支払条件には、次の項目が含まれます。
- 請求書の支払を完了しなければならない期間
- 指定期間内に請求書の支払が完了した場合に保証される値引
支払条件によって、次の計算が可能になります。
- 支払期限の日付
- 値引期間が終了する日付
- 値引額
- 支払合意
-
請求額の支払方法の定義の仕方。この合意には、請求額の一部に対してそれぞれ適用される支払方法および支払通貨が含まれます。
たとえば、請求額の初回支払を支払方法 PM1 に従って銀行経由で支払い、残余額の 40% を支払方法 PM2、残りの 60% を支払方法 PM3 に従って支払手形で支払うように、支払合意を定義することができます。
- 照合金額
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購買オーダまたは入庫とすでに照合された請求書の金額
- 購買元取引先
-
商品またはサービスのオーダ先の取引先。これは通常発注先の販売部署になります。この定義には、デフォルト価格と値引合意、購買オーダのデフォルト、受渡条件、関連する出荷元と請求元の取引先が含まれます。
- 支払先取引先
-
支払先の取引先。通常、これは発注先の売掛金管理部署になります。取引先がファクタリング会社を利用している場合は、この定義には、デフォルト通貨と為替レート、発注先の銀行関係、請求の支払日数が含まれます。
- 延滞金利
-
商品の数量や行われたサービスに対する請求率。特定の期間内に請求が支払われなかった場合、請求書の受取人は、この比率に基づく金額を支払う必要があります。
- 輸入仕入原価額 (自国通貨)
-
自国通貨で表示される輸入仕入原価額
- レート
-
通貨基準の金額を計算するために、別の通貨の金額に掛け算する係数
- レート係数
-
LN で取引通貨または請求通貨の金額を自国通貨に換算する際の除数として使用される係数。レート係数は通常、韓国ウォンなどの相対的に価値の低い通貨を換算する場合に使用されます。
- レート係数
-
通貨の変換に使用されるレート
- レート日
-
この日付と時刻に有効だった為替レート
- レートタイプ
-
/baanerp/tp/glossary/glossary#000046
- レート換算基準
-
換算レートを決定するための日付を指定する方法
決定した換算レートに基づいて、構成プロセスで外国通貨の総額が自国通貨に換算されます。
- 取引先課税国
-
税金の支払先または申告先の国。課税国は、商品が出庫または分配された国とは異なる場合があります。
- 課税国/コード
-
ユーザが税金を支払う国
- 税金コード
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税率を識別し、LN でどのように税額が計算され登録されるかを決定づけるコード
- 指定対象原価取引
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[品目グループ (tcmcs0123m000)] セッションで品目グループの原価指定チェックボックスがオンになっている場合の取引額
- 免税証明書
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税金控除承認の許可
- 免税理由
-
取引とそのタイプに基づく、ユーザ定義の記述。理由コードは、照会時とレポート時にデータを選択する際に役立ちます。
- 財務会計ビジネスオブジェクト名
-
ビジネスオブジェクトの名前
- 財務会計ビジネスオブジェクト ID
-
特定のビジネスオブジェクトを識別する一意のコード。たとえば、[購買オーダ]ビジネスオブジェクトのビジネスオブジェクト ID は購買オーダ番号です。
- 財務会計ビジネスオブジェクト参照
-
入庫番号またはオーダ番号など、ビジネスオブジェクトよりも詳細な取引識別。GRNI 調整など、ビジネスオブジェクトが単独で十分な情報を提供しない場合は、取引照合の調整中に参照を使用できます。
注:ビジネスオブジェクト参照は参照リンクとは異なります。
- 梱包票
-
出荷する特定の梱包内容を詳細に記載したオーダ文書。項目には、品目の説明、荷主または顧客の品目番号、出荷数量、および出荷品目の在庫単位などがあります。
- 照合済輸入仕入原価
-
照合済の輸入仕入原価額
- 請求元取引先
-
組織に請求書を送付する取引先。通常、これは発注先の売掛金管理部署になります。この定義には、デフォルト通貨と為替レート、請求方法と請求の回数、組織の与信限度額情報、支払の条件と方法、関連の受取側取引先が含まれます。
- 入力済取引
-
[照合済購買請求書/取引明細書ライン取引 (tfacp1133s000)] セッションでこの請求書に対して入力した原価品目および追加コスト取引の合計金額。請求書の取引を入力するには、適切なメニューメニューの[原価の追加]をクリックします。
- 現在の請求書に照合済の入庫の輸入仕入原価ラインのみ表示
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このチェックボックスがオンの場合、現在の請求書に照合された入庫の輸入仕入原価ラインのみがグリッドに表示されます。
- 未割当金額
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購買オーダまたは原価品目にまだ割り当てられていない請求額。この金額が 0 の場合は、請求書の照合が完了しています。
- 請求差額
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請求額とオーダ金額または商品回収額との間の差異。価格差額は、オーダ時と請求時の単位あたりの価格差異に起因する差異です。
価格差額は次のように計算されます。
価格差額 = 請求済数量 × (オーダ単価 - 請求単価)
- ロジスティック会社
-
購買オーダが作成された会社
- オーダ
-
購買オーダ番号を使用すると、購買請求書との照合の手順で入庫を選択することができます。請求書の参照先オーダが 1 つの場合は、このフィールドにオーダ番号を入力することができます。
自動照合を実行する場合、オーダ番号は必須入力です。オーダ番号を入力しない場合、請求書はマニュアルのみ照合できます。
- オーダライン
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購買オーダラインの番号
- オーダライン連番
-
購買オーダラインの連番
- 梱包票
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出荷する特定の梱包内容を詳細に記載したオーダ文書。項目には、品目の説明、荷主または顧客の品目番号、出荷数量、および出荷品目の在庫単位などがあります。
- 入庫番号
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支払の受取です。
- 入庫ライン
-
購買請求書にリンクされている入庫連番
- 輸入仕入原価ライン番号
-
輸入仕入原価ラインの番号
- 請求元取引先
-
組織に請求書を送付する取引先。通常、これは発注先の売掛金管理部署になります。この定義には、デフォルト通貨と為替レート、請求方法と請求の回数、組織の与信限度額情報、支払の条件と方法、関連の受取側取引先が含まれます。
- ビジネスオブジェクトタイプ
-
ペグ配分に使用されるビジネスオブジェクトのタイプ
このフィールドには、次の値を指定できます。
- [購買オーダ入庫]
- [購買スケジュール入庫]
- [発注先段階的支払ライン]
- [倉庫入庫ライン]
- 完全照合
-
このチェックボックスがオンの場合、輸入仕入原価ラインは完全一致となっています。
- ビジネスオブジェクト発生元
-
ビジネスオブジェクトの発生元
- ビジネスオブジェクト
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財務統合取引処理の文脈において、ビジネスオブジェクトは、品目、購買オーダ、取引先、または出庫のようなロジスティックエンティティまたはロジスティックイベントとなります。
- ビジネスオブジェクト参照
-
入庫番号またはオーダ番号など、ビジネスオブジェクトよりも詳細な取引識別。GRNI 調整など、ビジネスオブジェクトが単独で十分な情報を提供しない場合は、取引照合の調整中に参照を使用できます。
注:ビジネスオブジェクト参照は参照リンクとは異なります。
- 輸入仕入原価額
-
輸入仕入原価通貨で表示される輸入仕入原価額
- 輸入仕入原価通貨
-
輸入仕入原価通貨
- 合計照合済金額
-
照合済の合計額
- 照合済輸入仕入原価 (輸入仕入原価通貨)
-
輸入仕入原価通貨で表示される、照合済の輸入仕入原価額
- 照合済輸入仕入原価 (請求通貨)
-
請求通貨で表される照合済輸入仕入原価額
- 通貨
-
請求額の表示に使用する通貨
- 照合済請求額 (請求通貨)
-
請求通貨で表示される照合済請求額
- 照合済請求額 (輸入仕入原価通貨)
-
輸入仕入原価通貨で表示される照合請求額
- 照合済
-
このチェックボックスがオンの場合、輸入仕入原価ラインは照合済です。
- 輸入仕入原価タイプ
-
輸入仕入原価のユーザが定義するカテゴリ。たとえば、「輸送」、「処理」、「保険」 など
- 原価構成要素
-
原価を分類するためにユーザが定義するカテゴリ
原価構成要素には次の機能があります。
- 品目の標準原価、販売価格、または評価額を細分化する
- 見積の製造オーダ原価と実際の製造オーダ原価との比較レポートを作成する
- 製造差異を計算する
- 原価計算モジュール内で、特定の原価の配分をさまざまな原価構成要素について表示する
原価構成要素は次のような原価タイプから成ります。
- [作業費]
- [材料費]
- [付加費用]
- [一般費用]
- [適用なし]
注:組立管理 (ASC) を使用する場合、[一般費用] タイプの原価構成要素は使用できません。
- 品目
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受取済品目
- 取引入力日
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品目が入庫された日付
- 購買タイプ
-
実行された購買の購買タイプ
購買/輸送オーダ関連の請求書について最も具体的なデフォルト購買タイプを取得するために、次の順序で購買タイプがチェックされます。
- 未照合オーダラインの購買タイプ
- [購買タイプの例外 (tcmcs2103m000)] セッションでの請求元取引先および購買オーダ発注元に関する購買タイプ。明細フィールドの多くは空欄のままです。
- 請求元取引先に属する取引先グループのデフォルト購買タイプ
LN では、最も具体的なデフォルト購買タイプを取得するために、請求元取引先の取引先グループのデフォルト購買タイプを調べます。
- 平均/最終購買価格の更新
-
このチェックボックスがオンの場合、 [品目の実際輸入仕入原価 (tclct3600m000)] セッションで平均および最終輸入仕入原価が更新されます。
- 財務会社の請求元部署
-
請求元部署が属する財務会社
- プロジェクト
-
プロジェクトの請求書の場合、請求書が関連付けられているプロジェクトがこのフィールドに表示されます。
- 請求元部署
-
請求書の発生元の部署
- 倉庫
-
この倉庫から入庫が取得されます。