統合取引の再マッピング例
[転記済] 取引は、正しくマップされなかった場合、再マッピングすることができます。たとえば、取引のマップ先または転記先の元帳勘定またはディメンションが適切でない場合、その取引を再マッピングすることができます。
通常は、統合伝票タイプの取引の特定範囲に対しては再マッピングが必要です。
取引を再マッピングすると、次のアクションが実行されます。
- 転記済取引に対する振戻取引の作成
- 新規統合取引の作成
- 現在有効なバージョンのマッピング体系または特定の元帳コードにしたがって、新規取引をマップします。
例
購買オーダ/回収取引の借方側は、在庫勘定科目に間違ってマップおよび転記されています。取引は中間輸送 - 一般勘定科目にマップする必要があります。
統合伝票タイプ | 借方/貸方 | 元帳勘定 | マッピング体系 | 金額 | 状況 |
---|---|---|---|---|---|
購買オーダ/入庫 (10001074) | 借方 | 在庫 | MAP1 | 300.00 | 転記済 |
購買オーダ/入庫 (10001074) | 貸方 | 未請求の入庫品 | MAP1 | 300.00 | 転記済 |
新バージョンのマッピング体系を作成し、購買オーダ/入庫 (10001074) 統合伝票タイプ用の適切なマッピングを定義します。
[転記済統合取引の再マッピング (tfgld4282m100)] セッションで、再マッピングする統合取引を選択します。また、[借方取引をマッピング] チェックボックスをオンにして、[基準借方マッピング先] フィールドで [現在のマッピング体系] を選択します。
[LN で振戻取引が作成され、オリジナル取引が元帳勘定およびディメンションにマップされます。
] をクリックすると、統合伝票タイプ | 借方/貸方 | 元帳勘定 | マッピング体系 | 金額 | 状況 |
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購買オーダ/入庫 (10001074) | 借方 | 在庫 | MAP1 | - 300.00 | マップ済 |
購買オーダ/入庫 (10001074) | 貸方 | 未請求の入庫品 | MAP1 | - 300.00 | マップ済 |
また、LNで新規統合取引が作成され、現在有効なバージョンのマッピング体系にしたがって取引がマップされます。
統合伝票タイプ | 借方/貸方 | 元帳勘定 | マッピング体系 | 金額 | 状況 |
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購買オーダ/入庫 (10001074) | 借方 | 中間輸送 - 一般 | MAP2 | 300.00 | マップ済 |
購買オーダ/入庫 (10001074) | 貸方 | 未請求の入庫品 | MAP1 | 300.00 | マップ済 |
[統合取引の転記 (tfgld4282m000)] セッションを使用して、振戻取引および新規統合取引を転記できます。