統合ユーザグループ

統合ユーザグループの用途としては、次の 2 とおりが挙げられます。

  • 従業員に統合取引の転記を許可するには、少なくとも 1 つの統合ユーザグループを作成して、そのグループに従業員を追加する必要があります。統合ユーザグループに属している従業員のみが統合取引の転記を行うことができます。このタイプの使用は必須です。
  • 作業管理のさまざまなエリアで取引を作成する従業員をグループ化するには、統合ユーザグループを作成します。統合ユーザグループは、ログが記録される統合取引データの一部です。これにより、作業管理エリアごとにマッピングと転記を行う統合取引を選択できるようになります。従業員が統合ユーザグループに属していない場合、このフィールドは空白のままとなります。このタイプの使用はオプションで、情報目的のみでの使用となります。

次のセッションで処理される統合取引の選択基準として、統合ユーザグループの範囲を入力できます。

  • [統合取引のマップ (tfgld4281m000)]
  • [統合取引の転記 (tfgld4282m000)]
  • [統合取引エラーログの出力 (tfgld4484m000)]

[統合パラメータ (tfgld4150s000)] セッションでのバッチサイズを大きくしないためには、統合取引の転記用のバッチを必ず取引タイプごと、および取引の転記を行うユーザの統合ユーザグループごとに作成するよう指定します。

注: 

[統合取引の転記 (tfgld4282m000)] セッションで統合取引を転記し、統合ユーザグループを選択基準として使用する場合は、自分が属する統合ユーザグループを範囲に含める必要はありません。

統合ユーザグループを定義するには

  1. [統合ユーザグループ (tfgld4135m000)] セッションで、統合ユーザグループのコードと記述を入力します。
  2. 新規入力をダブルクリックします。[統合取引ユーザ (tfgld4136m000)] セッションが開始されます。
  3. 統合取引ユーザタブで、[新規] アイコンをクリックします。
  4. [ユーザ] フィールドで、[ユーザデータ (ttaad2500m000)] セッションにズームしてユーザを選択します。
  5. 必要に応じて、追加ユーザを指定します。