調整における期間処理の例外
取引を次の [オープン] 会計期間に転記すると、処理日は取引転記対象の会計期間から外れます。このため、ロジスティックレポートおよび財務会計レポートは、照合が複雑になります。例外要求のレポートは、[次の未決済期間取引の出力 (tfgld4485m000)] セッションで印刷して、調整時に使用できます。
そのような取引に関する調整レポートは、[調整データの出力 (tfgld4495m000)] セッションで [遡及日付のみ出力] チェックボックスをオンにすれば印刷することができます。
未請求の入庫品 (GRNI) を表す [未着買掛金] 調整グループでは、[未請求の入庫品調整チェックリスト (tfgld4495m200)] セッションで調整レポートを印刷した場合、会計取引は転記日ではなく伝票日付の会計期間でレポートされます。
注:
一般的に、前日付の取引を行うと調整プロセスがより複雑になります。為替差と端数修正を計算するときにエラーが起きるのを防ぐには、取引日が調整データの最終アーカイブ日付より前の前日付取引については、次の調整エリアでログ記録を許可しないようにします。
- 在庫
- 委託在庫
- 組立ライン仕掛品
例
1 月 31 日の遅い時間に商品を受領し 2 月 1 日に入庫を登録したが取引日は 1 月 31 日だった場合に発生する状況: 転記日と伝票日付の相違
会計期間 1: 01/01 ~ 01/31 | 会計期間 2: 02/01 ~ 02/28 | |
作業管理取引 | 入庫: 取引日 = 01/30 伝票日付 = 01/30 | |
会計取引 | 入庫: 転記日 = 02/01 後日付: 伝票日付 = 01/30 |