例外の要求

[統合取引の要求例外 (tfgld4585m000)] セッションで、統合取引をログに記録し特定の会計期間に転記する要求を入力します。

統合取引の転記を義務付けられている会計年度/期間、レポート年度/期間、税金年度/期間のいずれか 1 つ以上を入力できます。[クローズ] 期間に対応するフィールドのみが有効になります。

デフォルト表示されるのは、統合取引の処理日に対応する年および期間です。

次のいずれかのアクションを実行します。

  • 統合取引を [クローズ] 期間に転記する要求を作成するには、デフォルト値を使用します。
  • 統合取引を別の期間に転記する要求を作成するには、その期間番号を使用します。新しい期間は、[オープン] または [クローズ] のどちらかになります。

取引のログ記録が依然として不可能な場合は、取引作成時にユーザの画面上にエラーメッセージが表示されます。たとえば、[クローズ期間処理] オプションが [現在の期間に転記] で、現在の期間が [クローズ] の場合、取引をログ記録することはできません。こうした問題を解決するには、処理日を次の [オープン] 会計期間内の日付に変更してください。

注: 

その要求を承認できるのは、[統合取引の要求例外の承認 (tfgld4585m100)] セッションの実行権限を持つ従業員です。

状況が [本締め] の会計期間に対しては取引を転記できません。期間を [本締め] に設定する操作は、会計年度がクローズの場合だけに限定する必要があります。

たとえば、会計年度 2005 年の期間 2 に統合取引を作成したとします。

統合伝票タイプに応じて選択された期間タイプは、期間の状況が次のいずれかになります。

  • 会計期間 2005/2 は [クローズ]
  • 税金期間 2005/2 は [クローズ]
  • レポート期間 2005/2 は、依然として [オープン]

統合取引はレポート期間 2005/2 に転記されます。この設定を変更することはできません。会計期間および税金期間については、期間番号を入力できます。

デフォルト値 2005/2 をそのまま使用すると、取引を [クローズ] 期間に転記する要求が作成されます。

デフォルト以外の数値 (たとえば 2005/3) を入力すると、処理日に対応しない期間に取引を転記する要求が作成されます。