要素グループを元帳勘定またはディメンションにマップするには

次に、作業する統合伝票タイプの元帳勘定マッピングとオプションのディメンションマッピングを定義する必要があります。これを行うには、要素グループまたは統合伝票タイプにリンクされたグループを元帳勘定とディメンションにマップします。

注: 
  • 複数のフィールドで同じ要素グループを選択した場合 (たとえば、[元帳要素グループコード] フィールドと 1 つ以上の [ディメンション 1 要素グループコード] で同じ要素グループを選択した場合) は、まったく同じ元帳勘定またはディメンションをその取引のマップ先にする必要があります。したがって、同じ要素グループを選択した場合、LN は警告メッセージを表示します。
  • 優先順位は、LN が取引のマッピングを決定する順番を示します。それぞれの優先順位内で、連番は LN が要素の値をチェックする順番を示します。

    次のルールが、マッピング優先順位とマッピング連番に適用されます。

    • 異なる優先順位については、マッピング要素のマップ値と値範囲を重複させることができます。
    • 1 つのマッピング優先順位内でマッピング順番のマッピング要素のマップ値と値範囲が重複していると、LN から警告が出されます。
  • パフォーマンス上の理由で、要素を正しい要素連番に配置することが重要となります。最も特殊な要素には連番 1 を付与し、最も一般的な要素には最も大きな連番を付与する必要があります。要素の連番を変更するには、その要素を選択し、[要素グループ別使用済要素 (tfgld4568m000)] セッションの適切なメニューで、[レコードの上方移動] または [レコードの下方移動] をクリックします。

要素グループを元帳勘定にマップするには、マッピング要素の値または範囲を元帳勘定にマップします。要素グループのすべての要素についてマッピングを定義する必要があります。

元帳勘定マッピングまたはディメンションマッピングが要素グループにすでに定義されている場合は、統合取引伝票番号を設定するにはに進むことができます。

元帳勘定のマッピングを定義するには

  1. [マッピング体系 (tfgld4573m000)] セッションの [マッピング体系詳細] タブで統合伝票タイプを選択し、適切なメニューで [元帳マッピング] をクリックします。[要素グループ別マッピング (tfgld4667m000)] セッションが開始されます。

    [注意]: [元帳マッピング] コマンドを使用できない場合は、要素グループに少なくとも 1 つの要素が含まれていることを確認してください。要素を元帳勘定にマップしなければならないため、要素グループが空の場合はマッピングを定義できません。

  2. [元帳マッピング] タブで、[新規作成] をクリックします。

    グループ内の要素ごとに、専用の [開始] コマンド と[終了] コマンドを使用して要素値を指定できます。

    複数会社構造で、[ビジネスオブジェクト会社] フィールド、[財務会社] フィールド、または両方のフィールドに 0 を入力すると、そのマッピングがすべての会社に適用されます。共有マッピングの例外を定義するには、これらのフィールドに会社番号を入力します。

    [元帳勘定] フィールドで、[勘定科目表 (tfgld0508m000)] セッションにズームして元帳勘定を選択します。LN は、[統合勘定] チェックボックスがオンになっている元帳勘定のみを表示します。

    当該要素の [開始] フィールドと [終了] フィールドに、元帳勘定にマップするこの要素の値範囲を入力し、データを保存します。

  3. 同じ要素の別の値または範囲を異なる元帳勘定にマップするには、[元帳マッピング] タブで [新規作成] をクリックします。

    当該要素の [開始] フィールドと [終了] フィールドに、元帳勘定にマップするこの要素の値範囲を入力し、データを保存します。

  4. 必要に応じて、それぞれの統合要素の全範囲を、低い優先順位 (高い番号) のデフォルト元帳勘定にマップすることもできます。こうすると、LN が必ず取引の元帳勘定を検索するようになります。この結果は、デフォルト勘定科目マッピングを定義するにはで説明されているデフォルト勘定科目の定義に似たものになります
  5. 元帳マッピングで使用される元帳勘定にディメンションタイプとの必須またはオプションのリンクがある場合は、元帳勘定マッピングと同じ方法でディメンションマッピングを定義します。
  6. それぞれの統合伝票タイプについて、借方と貸方のマッピングを定義する必要があります。1 つのサイドにのみマップした場合は、統合伝票タイプをマッピング体系に追加するにはでもう 1 つのサイドのマッピングの定義を開始するか、すでに統合伝票タイプを追加している場合は、要素グループを作成するにはから作業を開始します

同じ調整グループの残りの統合伝票タイプについては、マッピングを適用するにはで説明されているように、同様のマッピングをすばやく定義できます。

統合取引伝票番号を設定するにはに進みます。