セグメント別報告環境のディメンションマッピング

[グループ会社パラメータ (tfgld0101s000)] セッションの [セグメント別報告] チェックボックスがオンになっている場合、セグメントディメンションにおける [ディメンション 1 要素グループコード] は必須です。ただし、一部の状況では LN によってセグメントディメンションが決定されます。こうした場合には [ディメンション 1 要素グループコード] は無効となりません。

たとえば、[調整グループ] フィールドの [中間収益] セットが5に設定されている転記のセグメントディメンションは、(販売請求書の構成時に) 収益分析転記の貸方側に基づいて LN によって決定されます ([終了勘定])。このため、セグメントの [ディメンション 1 要素グループコード] は無効になります。

次の状況では、セグメントのディメンション値が LN によって決定されるため、セグメント [ディメンション 1 要素グループコード] は必要ありません。

  • ACP00003 ディメンション勘定科目買掛金/自己請求
  • ACP00004 ディメンション勘定科目買掛金/内部輸送請求書
  • ACP00005 ディメンション勘定科目買掛金/手数料
  • SLI00001 販売請求書のディメンション勘定科目
  • [中間収益] において、[調整グループ] に関連して 5 に設定されている統合伝票タイプにはすべて、次の例外が存在します。

    次のシナリオでは、セグメントマッピングは必須です。

    • 10081082 利息請求書/収益分析
    • 10025093 プロジェクト収益/前払分割払 (支払済)
    • 10025094 プロジェクト収益/前払分割払
    • 10025168 プロジェクト収益/出来高払

    販売分割払の場合、「分割払計画」 機能を使用して分割払転記のセグメント化を行うことができます。ただし、「セグメント化されていない」 SLS 分割払を使用することができます。このようなシナリオでは、ディメンションマッピングを定義できます。ただし、必須ではありません。統合伝票タイプは、次のとおりです。

    • 10002093 販売オーダ/前払分割払 (支払済)
    • 10002094 販売オーダ/前払分割払
    • 10002095 販売オーダ/通常分割払
    • 10002096 販売オーダ/清算済保証分割払