キャッシュフロー計算書を設定するには

前提条件: キャッシュフロー計算書の前提条件を設定するには、次の順でセッションを使用します。

  1. [グループ会社パラメータ (tfgld0101s000)]

    グループのいずれかの財務会社でキャッシュフロー計算書を作成する場合は、[キャッシュフロー計算書] チェックボックスをオンにする必要があります。
  2. [理由 (tcmcs0105m000)]

    現預金のソースおよび使途を区別する理由コードを定義します。[理由タイプ] は、[キャッシュフロー] でなければなりません。
  3. [購買タイプ (tcmcs2101m000)]

    現預金取引に関連する購買タイプに対して、デフォルトのキャッシュフロー理由を選択します。
  4. [販売タイプ (tcmcs2102m000)]

    現預金取引に関連する販売タイプに対して、デフォルトのキャッシュフロー理由を選択します。
  5. [勘定科目表 (tfgld0108s000)]

    現預金取引に使用される元帳勘定に関して、[キャッシュフロー理由] フィールドでデフォルトのキャッシュフロー理由を選択します。元帳勘定はレベルゼロでなければならず、テキスト勘定、関係会社勘定、または統合勘定であってはなりません。

詳細キャッシュフロー計算書を設定するには: 詳細キャッシュフロー計算書を設定するには、次の順でセッションを使用します。

    • グループ会社パラメータ (tfgld0101s000)

      [詳細キャッシュフロー情報] チェックボックスをオンにします。

    • キャッシュフロー情報コード (tfgld2560m000)

      親子構造を持つキャッシュフロー情報コードを定義して、その後、元帳勘定にリンクすることができます。こうすることで現預金出金を経費タイプ別にレポートできます。

    • 取引タイプ (tfgld0511m000)

      現預金取引タイプのデータは、現預金取引タイプの [キャッシュフロー情報から除外] チェックボックスがオフ (デフォルト値) の場合にのみ作成できます。

    • 勘定科目表 (tfgld0508m000)

      [キャッシュフロー情報構造 (tfgld2560m000)] セッションで定義したコードを使用して、元帳勘定ごとに [キャッシュフロー情報コード] フィールドを指定する必要があります。

    • 詳細キャッシュフロー情報 (tfgld2561m000)

      作成された現預金取引の詳細が表示され、Excel にエクスポートできます。
    • このセッションまたは [詳細キャッシュフロー情報の生成 (tfgld2261m000)] セッション、[詳細キャッシュフロー情報の更新 (tfgld2261m100)] セッション、[詳細キャッシュフロー情報の削除 (tfgld2261m200)] セッションを使用して、詳細キャッシュフロー情報データの生成、更新、削除ができます。
    • 選択できるのはファイナライズ済現預金取引のみです。
    • 元帳勘定やディメンションのような下位レベル伝票の詳細情報が表示されます。
    • 購買請求書または販売請求書に関連する現預金取引の場合、原価または収益元帳勘定およびディメンションに加えて、購買または販売オーダラインや品目のような情報も入手できます。
    • 元帳勘定で [作業管理統合インジケータ] フィールドが [適用なし] に設定されていない場合、「作業管理」 の元帳勘定およびディメンションの配分が利用できると、元の中間元帳勘定およびディメンションが置き換えられます。
    • 前払金/仮払金/前受金/仮受金の現預金取引の場合、前払金/仮払金/前受金/仮受金の元帳勘定およびディメンションが表示されます。
    • キャッシュフロー計算書 (tfgld0123m000)

      キャッシュフロー計算書を定義します。
    • [キャッシュフロー理由グループ (tfgld0124m000)]

      キャッシュフロー理由グループを定義します。
    • [キャッシュフロー理由グループ (tfgld0124m000)]

      [取引明細書別キャッシュフロー理由] タブで、キャッシュフロー理由グループをキャッシュフロー計算書にリンクし、キャッシュフロー理由をキャッシュフロー理由グループにリンクします。