調整方法

財務年度をクローズすると、[自動調整 (tfgld6202m000)] セッションを使用して損益勘定を消去し、残高総額を利益剰余金勘定に転記できます。[財務会社パラメータ (tfgld0503m000)] セッションにおいて、損益勘定の調整方法を選択します。

調整方法としては次のものが用意されています。

  • [合計]

    すべての損益勘定は、[財務会社パラメータ (tfgld0503m000)] セッションで選択した調整勘定に対して一括で消去され、調整勘定の総額が利益剰余金勘定に転記されます。損益勘定は個別には消去されません。
  • [個別勘定]

    損益勘定は、利益剰余金勘定と照合して個別に消去されます。
  • [収益源]

    各損益勘定は、収益源に対して個別に消去されます。この方法を使用して、年度の合計利益の内訳 (たとえば、営業利益、臨時利益など) を照会することができます。
  • [期末残高を含む個別勘定]

    損益勘定は、[財務会社パラメータ (tfgld0503m000)] セッションで選択した調整勘定に対して個別に消去されます。調整勘定は、期末残高勘定に対して消去されます。非損益勘定も、期末残高勘定に対して個別に消去されます。