勘定科目照合

同一の元帳勘定における複数の取引の貸方入力と借方入力を互いに照合することができます。取引照合は指定された許容範囲内にある差額を解決するために作成することができます。

勘定科目照合は、通常、次のタイプの元帳勘定で実行されます。

  • 中間勘定
  • 仮勘定
  • 保留勘定

期間をクローズする際には、これらの元帳勘定の残高がゼロまたは可能なかぎり小さな値になっている必要があります。通常、関連する転記と照合され一致します。関連する取引の金額と僅差で異なる場合、照合取引を作成し勘定を清算することができます。

これらの勘定科目を分析する場合は、清算する取引のレポートを出力し、一致しない転記を確認することができます。

注: 
  • 勘定科目照合を実行するには、ユーザが [勘定科目照合ユーザ (tfgld1152m000)] セッションでリストに含まれている必要があります。このセッションでは、ユーザの権限を勘定科目照合権限規程および元帳勘定科目照合規程によって定義します。
  • 照合中、LN では、特定の取引を照合できるかどうかはチェックされません。その代わりに、結果として生じる照合取引を承認するときにこのチェックが実行されます。
  • 勘定科目照合は、現地通貨建てのファイナライズ済取引に対してのみ実行できます。