グループ間取引の例

  • 会社 200 は会社 300 と関連しています。これらの会社はそれぞれ異なるグループ会社に属しており、両社とも基準会社 250 を使用しています。
  • 会社 200 では、独自のグループ間勘定科目がグループ間 300、また関連グループ間勘定科目がグループ間 200 です。
  • 交通費の購買請求書が会社 200 に入力されました。コストが会社 300 により発生します。コストが会社 300 により発生します。金額は 5000 です。このコストは元帳勘定 412000 交通費に転記されます。

会社 200 の買掛金取引ラインで、グループ間元帳勘定 300 を入力します。これは、グループ間勘定を設定することで、最終配賦先原価勘定科目のセッションが開始されるためです。ここで、会社 300 の交通費 412000 を入力します。

会社 300 の転記データは基準会社 250 に保存されます。

以下の処理を行います。

  • 会社 200 で、元の転記をファイナライズします。
  • 会社 300 で、[グループ間取引の転記 (tfgld2201m000)] セッションを実行します。

[グループ間取引の転記 (tfgld2201m000)] セッションに入力した取引タイプに対して、会社 300 に次の転記が行われます。

  • 借方: 交通費 5000 から 412000
  • 貸方: グループ間 5000 から 200