関係会社間取引の例

ロジスティック会社 L100 に企業単位 EU100 と EU200、および 2 つの倉庫 WH120 と WH220 があります。

  • EU100 は財務会社 F100 にリンクされています
  • EU200 は財務会社 F200 にリンクされています
  • WH120 は EU100 にリンクされており、企業単位で F100 にもリンクされています
  • WH220 は EU200 にリンクされており、企業単位で F200 にもリンクされています

ここでは、WH120 から WH220 への商品移動の倉庫オーダを作成します。

商品を出庫すると、[出荷 (whinh4130m000)] セッションと [出荷および積荷の凍結/確認 (whinh4275m000)] セッションにより次の統合取引がロジスティック会社 L100 で開始されます。

倉庫 (移動マニュアル)/出庫

  • 借方: F100 の転送中在庫
  • 貸方: 借方: F100 の在庫

倉庫 (移動マニュアル)/入庫

WH220 で商品を入庫すると、[入庫 (whinh3512m000)] セッションで次の統合取引が開始されます。

  • 借方: 借方: F200 の在庫
  • 貸方: F100 の転送中在庫

財務会社 F200 が受領倉庫であるというバッチをファイナライズすると、財務会社 F100 と F200 間のこれらの取引は次の関係会社間取引になります。

財務会社 F200 の場合:

  • 借方: 在庫
  • 貸方: 関係会社間勘定 F100

財務会社 F100 の場合:

  • 借方: 関係会社間勘定 F200
  • 貸方: 転送中在庫