取引タイプ別伝票番号の作成
任意の取引タイプにおいて伝票番号は一意でなければなりません。取引に伝票番号を割当てる方法は、いくつかあります。
[取引タイプ (tfgld0511m000)] セッションで以下を使用することで、伝票番号を決定することができます。
- [固定順序の伝票 ] チェックボックス
- [シリーズの桁数] フィールド
[取引タイプ (tfgld0511m000)] セッションの [日付遡及処理をブロック] チェックボックスの設定も伝票番号に影響します。詳細については、取引の日付遡及処理のブロックを参照してください。
シリーズの桁数
伝票シリアル番号は、シリーズ番号と連番の組合せです。
伝票番号は 8 桁構成です。シリーズ用に確保できる最大桁数は 4 です。シリーズを使用しない場合、すなわち [シリーズの桁数] フィールドの値が 0 の場合、伝票連番に 8 桁がすべて使用されます。1 ~ 4 桁をシリーズ番号用に確保した場合は、残りの桁を伝票番号のシリーズ番号以外の部分に使用できます。
シリーズの桁数 | シリーズ番号 | 残りの伝票連番 | 結果の伝票番号 |
---|---|---|---|
0 | - | YYYYYYYY | YYYYYYYY |
1 | x | YYYYYYY | XYYYYYYY |
2 | XX | YYYYYY | XXYYYYYY |
3 | XXX | YYYYY | XXXYYYYY |
4 | XXXX | YYYY | XXXXYYYY |
シリーズには先行ゼロを使用できません。シリーズの桁数が 2 桁の場合、シリーズは少なくとも 10 でなければなりません。たとえば、02 や 04 などの値は使用できません。
伝票番号作成のオプション
取引タイプ内で伝票番号を作成するオプションは 3 つあります。
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オプション 1
- [固定順序の伝票 ] チェックボックスをオンにします。
- [シリーズの桁数] フィールドの値をゼロにします。
このオプションを使用すると、デフォルトでシリーズ番号が 0 に設定されます。伝票番号をマニュアルで入力することはできません。伝票番号は、自動的に作成されます。
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オプション 2
- [固定順序の伝票 ] チェックボックスがオフになっている
- [シリーズの桁数] フィールドの値をゼロにします。
このオプションを使用すると、ユーザ自身が伝票番号を決定できます。すでに使用された伝票番号を再使用することはできません。
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オプション 3
- [固定順序の伝票 ] チェックボックスをオンにします。
- [シリーズの桁数] フィールドの値をゼロより大きくします。
このオプションを使用すると、伝票番号用のシリーズ番号を入力することができます。シリーズ番号は、[シリーズの桁数] フィールドに定義された桁数で構成されます。伝票番号の残りの部分は、取引タイプ内で最後に使用した伝票番号に基づいて作成されます。各シリーズ内で最後に使用した伝票番号は、[取引タイプシリーズ (tfgld0114m000)] セッションで更新されます。
次の状況は使用できません。
- [固定順序の伝票 ] チェックボックスがオフになっている
- [シリーズの桁数] フィールドの値をゼロより大きくします。
伝票シリーズを使用する取引タイプは連続した番号である必要があります。したがって、[固定順序の伝票 ] チェックボックスがオフの場合、[シリーズの桁数] フィールドに値を入力することはできません。