資産タイプ

資産タイプとは、米国法定課税減価償却所要における固定資産の分類です。資産タイプは資産帳簿別に選択できます。指定された資産タイプは、情報提供のみを目的として使用されます。帳簿がビンテージ/グループ勘定帳簿であり、資産がビンテージ/グループ勘定に属している場合、資産タイプは必須です。資産タイプは、[不動産] または [動産] に設定し、資産が属しているビンテージ/グループ勘定の資産タイプと一致する必要があります。

次の資産タイプが利用できます。

  • [不動産]: 資産を移動することはできません。
  • [動産]: 資産を移動することができます。
  • [償還]: 指定した複数の期間にわたって、勘定残高などの勘定を系統だって削減または償却します。償還は減価償却の一種です。これは、営業権やその他の無形資産を含め、特定の資本的支出を回収することです。この資産タイプは、現在の業務控除を請求できる支出、または計上され減価償却される支出には適用できません。
  • [その他]

資産サブタイプで資産タイプをさらに分類できます。サブタイプは税金レポートに使用します。オプションは次のとおりです。

  • 不動産

    • [指定]
    • [保全]
    • [エネルギ]
    • [農業]
    • [住宅]
  • 個人資産

    [一般]
  • 償還

    • [179 条資産]
    • [169 条資産]
    • [社債割増金]
    • [リース取得]
    • [R&D]
    • [業務開始]
    • [法人創立費]
    • [パートナシップ創立費]
  • 公益

    [公益事業]
  • その他

    [適用なし]

資産グループ

資産グループは資産の集成です。グループは、レポートと問合せを目的として、組織の資産を分類する際に使用します。複数の分類から資産を同じグループに関連付けることができます。分類ごとにデフォルトグループを入力することもできます。資産が使用中または分類に割り当てられている場合は、資産グループを削除することはできません。

資産グループは処理には影響しませんが、会社の資産データのサブセットに関して問い合わせたり、レポートを促したりすることができます。

それぞれのグループには、一意のコードと記述を指定する必要があります。グループの定義および資産へのグループの割当はいつでも行うことができます。たとえば、会社が使用するすべての車両に関して VEHIC グループを定義することができます。この資産グループは、元帳勘定およびディメンションへの統合にも使用できます。