MACRS テーブル定期

MACRS テーブル定期の公式では、LN の率表から求められた割合を使用して年間減価償却額を計算し、次の公式を使用して年度中の各期間にその金額を均等に分割します。

年間減価償却額 = 年間減価償却の割合 × 各期間の減価償却額 = 年間減価償却額 ÷ 年度中の期間 


			 

MACRS テーブル定期の例

  • 初年度

会社に原価が $10,000、資産耐用年数が 5 年のコンベアがあり、その稼働日は 2001 年 1 月 1 日です。これを MACRS 200 % 定率法により、平均方法を年度中間として減価償却します。LN は、各年度の年率の計算に率表を使用します。

初年度の率表は 20 % で、LN は減価償却額を次のように計算します。

(20 % × $10,000) = $2,000

次に、LN は、各期間の日数に関係なく、この年度の各期間の減価償却費を計算します。初年度の期間ごとに、LN で次の計算が行われます。

$2,000 ÷ 12 = $166.67

LN で、この金額が稼働日から初年度の会計年度末日まで均等に分割されます。

  • 第 2 年度

第 2 年度では、今年度の率が 32 % になるように LN で率表が使用されます。年次減価償却費は次のように計算されます。

(32 % × $10,000) = $3,200

第 2 年度の期間ごとに、LN で次の計算が行われます。

 $3,200 ÷ 12 = $266.67

LN は第 2 年度の各期間の減価償却費 $266.67 を記録します。