資産帳簿の減価償却の修正

帳簿ごとの減価償却の修正は、資産に関連する 1 つ以上の帳簿で、以前の期間に行われた減価償却を再計算する場合に行います。また、資産に関連するすべての帳簿で、一度に減価償却の修正を行うこともできます。詳細については、「資産の減価償却の修正」のトピックを参照してください。

償却を修正する際には、その対象とする期間と年度の範囲を指定する必要があります。LN では、選択した資産帳簿ごとに減価償却の再計算が行われます。

減価償却を再計算する前に、LN で、指定した [年度/期間] から計算が開始されたすべての減価償却が振り戻されます。次に、指定した [年度/期間] までの減価償却が (再) 計算されます。新しい減価償却取引は指定した期間の範囲内に転記され、これにより、振り戻された古い減価償却が置き換えられます。

ビンテージ/グループ勘定科目に属している資産では、資産減価償却弾力制度 (ADR) 帳簿内の減価償却の再計算を行うことができません。資産減価償却弾力制度 (ADR) 帳簿内の減価償却の再計算を行うには、[ビンテージ/グループ勘定の修正 (tffam7273m000)] セッションを使用して、その資産が属している勘定科目の減価償却を修正する必要があります。詳細については、「ビンテージ/グループ勘定の修正」 のトピックを参照してください。