資産帳簿の調整

帳簿ごとに異なる資産の値を変更するには、資産を帳簿別に調整します。たとえば、資産に関連する各帳簿の減価償却方法、原価、および資産耐用年数が異なっているとします。これらの値の 1 つを調整するには、調整する帳簿を選択する必要があります。

注: 

資産を調整することによって、その資産全体に適用される各種の値を変更することもできます。詳細については、「資産調整」 のトピックを参照してください。

帳簿ごとに調整を行う場合、調整を行うフィールドごとに演算子と値を入力します。たとえば、資産耐用年数を 10 期間分延長するには、[資産耐用期間 (単位)] フィールドの行でプラス記号 (+) 演算子を選択し、変更値として 10 を入力します。演算子と値を入力した後、LN でこの変更が適用される帳簿を選択します。LN でこの変更が適用されると、各帳簿にある資産の古い値が履歴として記録されます。これにより資産およびそれに関連する帳簿に対し、その資産耐用年数中に行われたすべての変更について照会し、それを表示することができます。