履歴消去セッションの使用

履歴消去を行うことにより、期間終了を実行しなくても LN からデータを削除できます。履歴消去は、期間終了によって削除されなかったデータの削除にも使用できます。また通常の履歴保持期間を過ぎてから復元したが、次の期間末までは保持したくないデータの削除にも使用できます。

選択した会社について期間終了を実行すると、それぞれの会社に指定した履歴保持ルールにしたがって LN で自動的に履歴データが消去されます。履歴消去を実行して、会社の復元した履歴データを削除する場合は、これらのルールを無効にすることができます。LN に保持された履歴データを復元する場合、期間終了を実行してもさらにデータを保持できるようにするために、履歴保持ルールを修正する必要があります。詳細については、「履歴保存ルール」のトピックを参照してください。

履歴消去を行うときには要約データ、詳細データ、または要約と詳細の両方のデータを消去できます。

注: 

資産減価償却弾力制度 (ADR) または修正加速償却制度 (MACRS) グループ税金レポートの対象となる資産については、保持期間を超過している場合でも、LN はそのデータを資産減価償却弾力制度 (ADR) 帳簿から消去しません。ビンテージ/グループ勘定科目内のすべての資産が除売却された場合、LN はこれらの資産の資産減価償却弾力制度 (ADR) 帳簿を消去します。