期間終了セッションの使用

各会計期間の締め日には、期間終了を実行します。この手順は、固定資産 モジュール内で会計サイクルの現在の会計期間をクローズして行います。総勘定元帳モジュールで期間終了を実行するには、まず固定資産管理で期間終了を実行する必要があります。

期間終了の間、LN は指定された履歴保存期間を使用して、完全に除売却した資産と資産取引に関する会社の履歴データを消去します。期間終了は、当期と前の期間についてのみ行うことができます。ただし、現在作業中の期間は、その月のうちいつでもクローズできます。期間をクローズした後は、その期間について資産取引を実行することはできなくなります。

前の期間がクローズされたことを LN が確認すると、LN は期間終了中に次のタスクを実行します。

  • 指定された履歴保持期間にもとづき、完全に除売却した資産のデータが削除されます
  • 指定された履歴保持期間にもとづき、計上、減価償却、調整、移動、および除売却取引のデータが削除されます
  • 選択した会社の現在の期間を、会計年度の次の期間に進めます
  • 会計年度の最後の期間を検出し、現在の会社中のすべての資産およびその帳簿の年初来の減価償却をゼロにリセットします
  • 以前の期間を無効とします

現時点で未決済の期間は、[固定資産管理パラメータ (tffam0100s000)] セッションに表示されます。固定資産[期間終了 (tffam8205m000)] セッションが前のすべての期間について実行されます。

注: 

資産減価償却弾力制度 (ADR) または修正加速償却制度 (MACRS) グループ税金レポートの対象となる資産については、保持期間を超過している場合でも、LN はそのデータを資産減価償却弾力制度 (ADR) 帳簿から消去しません。ビンテージ/グループ勘定内のすべての資産が除売却された場合、LN はこれらの資産の資産減価償却弾力制度 (ADR) 帳簿を消去します。