資産取引を設定するには

取引とは、資産耐用年数におけるさまざまな段階のデータを記録するために、資産または資産帳簿に関して実行できる処理です。取引は、資産を LN に入力した後で、その資産に関して実行される処理の記録です。資産に対して行うことができる取引には次のものがあります。

  • 資産計上
  • 調整
  • 減価償却
  • 除売却
  • 減価償却の修正
  • 移動
  • 資産計上の削除

資産-帳簿レベルで行うことができる取引には次のものがあります。

  • 減価償却
  • 調整
  • 除売却
  • 減価償却
  • 再評価

たとえば資産を入力した後、それが使用中であることを記録し、減価償却の対象とするためには計上を行います。次に、その資産の使用を終了するまで定期的に減価償却します。資産をサービスから削除するときには、それを除売却します。

資産に関して記録できる取引には、複数のタイプがあります。取引タイプは次のとおりです。

資産帳簿に記録できる取引には、複数のタイプがあります。取引タイプは次のとおりです。

取引を入力すると、LN で、その取引に関する情報が資産や資産帳簿に記録されます。また、元の値の記録も保存されます。これにより資産耐用年数にわたって発生した変化を追跡できます。

これらの取引だけでなく、資産に関して実行できるタスクが他にもあります。たとえば、自動車資産について業務走行距離数を記録したり、資産耐用年数が月数や年数ではなく単位数で追跡される資産に使用単位数を記録したりする場合があります。また、多数の資産に同時に変更を加える一括取引を記録することもできます。詳細については、「一括取引の使用」のトピックを参照してください。また、ビンテージまたは修正加速償却制度 (MACRS) グループ勘定科目に関して特定の取引を行い、その勘定科目に含まれるすべての資産に関しても取引を行うことができます。詳細については、「ビンテージ/グループ勘定取引の使用」のトピックを参照してください。