デフォルト帳簿の使用

デフォルトの帳簿を指定する際は、どの帳簿が必須帳簿であり、どの帳簿がデフォルトの転記簿またはデフォルトの資産減価償却範囲 (ADR) 帳簿であるかを指定します。資産を作成すると、すべてのデフォルトの帳簿について資産-帳簿関係が作成されます。必須帳簿は会社のすべての資産に関連付けられ、関連付けられた資産から削除することはできません。

デフォルト転記簿は、会社のすべての資産に関する転記簿に仕訳を送付します。デフォルト転記簿は 1 つだけです。この帳簿は [財務会計] または [商業] 帳簿タイプにする必要があります。

デフォルトの資産減価償却範囲 (ADR) 帳簿は、資産コスト、減価償却累計額、および残存価額に関するビンテージ勘定科目を更新します。これらの値は計上、除売却、調整、および増価の際に更新されます。デフォルトの資産減価償却範囲 (ADR) 帳簿は 1 つだけ設定できます。この帳簿は [連邦税] 帳簿にする必要があります。

注: 

デフォルト帳簿を指定する前に、[帳簿 (tffam6500m000)] セッションで帳簿を設定しておく必要があります。デフォルト帳簿を指定するには、[固定資産管理パラメータ (tffam0100s000)] セッションの適切なメニューから [デフォルト帳簿] を選択します。