マスタデータの設定

初期化スクリプト

  • 関連するテーブルの DAL (DAL.NEW) を使用する初期化スクリプトを記述して、以下のセクションで説明するデータベーステーブルの行を作成する必要があります。
  • このガイドに記載されている命名規則を厳守してください。規則を守らないと、(将来の) 標準データと混同される可能性を排除できません。

ビジネスオブジェクト (tfgld454)

このテーブルは、[統合取引 (tfgld4582m000)] などのセッションに表示される統合取引の一部となるビジネスオブジェクトを示します。

フィールド 記述 フォーマット ドメイン [必須] * 補足
bona ビジネスオブジェクト str(17) tcbona はい 先頭は 「#」 にします。先頭以外の文字は自由です。この名前は、たとえば[統合取引 (tfgld4582m000)] セッションに表示されます。
lita 取引ログ使用可 enum tcyesno はい 値: tcyesno.yes
maal マッピング可能 enum tcyesno はい 値: tcyesno.no

* 外部データの場合、この設定は、テーブルフィールドのプロパティと異なる場合があります。

要素 (tfgld456)

このテーブルは、統合取引に関してログに記録される要素を示し、主に元帳勘定およびディメンションマッピングに使用されます。要素は、たとえばマッピング体系を設定するときに表示されます。

フィールド 記述 フォーマット ドメイン [必須] * 補足
elcd 要素コード str(12) tfgld.elcd はい 文字列 「EXT」 で始まる必要があります。他の文字は数字でなければなりません。
bonm ビジネスオブジェクト str(17) tcbona はい tfgld454.bona へのソフト参照
boat ビジネスオブジェクトの属性 str(17) tcboat はい 先頭は 「#」 にします。先頭以外の文字は自由です。この名前は、マッピング体系のメンテナンス時に表示されます。
elds 要素記述 str(30) tcdsca はい ユーザに表示される要素の説明
levl 要素レベル byte tfgld.srno はい 値: 1
pecd 親要素 str(12) tfgld.elcd いいえ 空にしておきます (外部では使用されません)
rcel 調整要素 str(12) tcrelc いいえ 空にしておきます (外部では使用されません)
bpyn 取引先 enum tcyesno はい 値: tcyesno.no (外部では使用されません)
expi 期限切 y/n enum tcyesno はい 値: tcyesno.no

* 外部データの場合、この設定は、テーブルフィールドのプロパティと異なる場合があります。

統合伝票タイプ (tfgld457)

このテーブルは、[統合取引 (tfgld4582m000)] などのセッションに表示される統合取引の一部となる統合伝票タイプを示します。

フィールド 記述 フォーマット ドメイン [必須] * 補足
idtc 統合伝票タイプ str(8) tcidty はい 文字列 「EXT」 で始まる必要があります。他の文字は数字でなければなりません。
idtd 統合伝票タイプ記述 str(30) tcdsca はい 先頭は 「#」 文字にする必要があります。先頭以外の文字は自由に選択できます。この名前は、[統合取引 (tfgld4582m000)] などのセッションに表示されます。
bonm ビジネスオブジェクト str(17) tcbona はい tfgld454.bona へのソフト参照
secd ソート要素 str(12) tfgld.elcd いいえ tfgld456.elcd へのソフト参照。ソート要素機能を使用する場合のみ入力する必要があります。
modt 修正可能な伝票タイプ enum tcyesno はい 値: tcyesno.no
ppdt 転記詳細を発行 enum tcyesno はい 値: tcyesno.no (外部では使用されません)
expi 期限切 y/n enum tcyesno はい 値: tcyesno.no
lemm 元帳マッピング必須 enum tcyesno はい 値: tcyesno.yes
dlae 全要素の借方を記録 enum tcyesno はい 値: tcyesno.yes
clae 全要素の貸方を記録 enum tcyesno はい 値: tcyesno.yes
maal マッピング可能 enum tcyesno はい 値: tcyesno.yes
ltia 統合勘定科目とのリンク enum tcyesno はい 値: tcyesno.yes

* 外部データの場合、この設定は、テーブルフィールドのプロパティと異なる場合があります。

統合伝票タイプ別要素 (tfgld458)

このテーブルは、特定の統合伝票タイプについてログに記録される要素を示し、元帳勘定およびディメンションマッピングのマッピング体系内で使用されます。

フィールド 記述 フォーマット ドメイン [必須] * 補足
idtc 統合伝票タイプ str(8) tcidty はい tfgld457.idtc を参照します。
elcd 要素コード str(12) tfgld.elcd はい tfgld456.elcd を参照します。
dele 借方元帳マッピングを適用可能 enum tcyesno はい 値: tcyesno.yes
crle 貸方元帳マッピングを適用可能 enum tcyesno はい 値: tcyesno.yes
nefi 入力不可 enum tcyesno はい 値: tcyesno.no
bpgl 総勘定元帳の取引先 enum tcyesno はい 値: tcyesno.no (外部では使用されません)

* 外部データの場合、この設定は、テーブルフィールドのプロパティと異なる場合があります。

追加手順のステップ

初期化スクリプトの実行後、次のステップを実行します。

  1. ビジネスオブジェクトおよび統合伝票タイプの言語依存記述を更新するには、[統合パラメータ (tfgld4150s000)] セッションの適切なメニューから [記述の初期化] を選択します。
  2. [統合取引タイプ別期間処理 (tfgld4579m000)] セッションで、外部統合伝票タイプと借方/貸方の組合せごとに、[クローズ期間処理] を [次の未決済期間に転記] または [現在の期間に転記] に設定します。(例外処理は内部ビジネスオブジェクトにのみ適用されます)。

    テーブル tfgld479 はすべての財務会社で共有する必要があるため (要確認)、個々の財務会社についてこのステップを繰り返す必要はありません。