内部および外部初期化の変換ルール
内部初期化変換ルール
内部通貨初期化には、次の標準変換ルールが適用されます。
通貨額 (指定の通貨建ての金額)
通貨額は、3 つまでの自国通貨で保存できます。この金額は、新しいそれぞれの自国通貨建てに変換されます。新規の自国通貨ごとに変換が実行されます。為替レートは、[CI レート (tccri7100m000)] セッションから取得されます。
単一通貨システムまたは依存複数通貨システム
取引額が参照通貨に変換されます。依存通貨システムでは、次に参照通貨建ての金額が他の自国通貨建てに変換されます。独立複数通貨システム
取引通貨建ての金額がそれぞれの自国通貨建てに直接変換されます。標準複数通貨システム
取引通貨建ての金額が現地自国通貨建てに直接変換されます。それぞれのレポート自国通貨の換算方法に応じて、現地自国通貨建ての金額が特定の自国通貨建ての金額に変換されるか、自国通貨額が取引額から直接算出されます。
財務会計 の作業管理テーブル、統合取引 (tfgld482)、または FAM テーブルを変換すると、レポート金額およびレートが取引通貨から直接換算されます。
レート/レート係数
変換後の通貨システムに応じて、レートが [CI レート (tccri7100m000)] セッションから取得されるか、変換済金額を基準にレートが算出されます。必要に応じて対応するレート係数が変更されます。デフォルト通貨
通貨データを登録するためのデフォルト自国通貨が新規の自国通貨に変更されます。単一自国通貨額
このルールは、金額が取引通貨建てで利用できない場合に独立通貨システムで使用します。現地自国通貨建ての金額が新規の自国通貨建ての金額に変換されます。単一金額
自国通貨建ての金額の通貨が利用できません。この金額を変換するには、この金額が参照通貨建てであるか、財務会社の現地自国通貨建てであるかを指定する必要があります。レート換算基準
レート換算基準の中には、特定の通貨システムで使用できないものもあります。通貨システムが変更されたため、レート換算基準が新規の通貨システムで使用できない場合は、新規の通貨システムで使用できるレート換算基準のうち、該当するレート換算基準に最も近いものに変更されます。レート換算基準が新規の通貨システムで使用できる場合、そのレート換算基準は変更されません。
外部初期化変換ルール
外部通貨初期化には、次の標準変換ルールが適用されます。
取引通貨額
外部変換中に、既存の取引通貨建ての金額が新規の取引通貨 (ユーロ) 建ての金額に変換されます。為替レートは、[CI レート (tccri7100m000)] セッションから取得されます。取引通貨
外部変換中に、既存の取引通貨が新規の取引通貨 (ユーロ) に変更されます。レートおよびレート係数 (外部)
新規の取引通貨 (ユーロ) 建ての取引額と会社の自国通貨 (1 つまたは複数) との間の為替レートが算出されます。