活動基準管理手順

活動基準管理処理を使用すると、活動基準バッジと活動結果を分析することができます。

活動基準管理の結果として、次の処理が行われます。

  • 予算データが定義される
  • 実際データが定義される
  • 結果が報告される

活動基準管理処理のマスタデータ設定

マスタデータを設定するには、このユーザガイドの『活動基準予算編成手順』トピックに示された『ステップ 1 ~ 14』に従ってください。

活動基準管理データを処理するには

  1. [標準原価計算の統合体系 (tffbs1530m000)] セッションにアクセスして、次の情報を指定します。
    • [参照単位]
    • [標準原価計算とのレート/付加費用のリンク]
    • [稼働率]
    • [品目]
    • [品目グループ]
  2. [基準業績値のインポート (tfcat2220m000)] セッションにアクセスし、[インポート] をクリックして、Infor LN ロジスティックから基準業績値データをインポートします。
  3. [基準業績値 (tfcat2120m000)] セッションで、ディメンションと参照単位の組合せ別に基準業績値データを指定します。
  4. [総勘定元帳からの実際原価のインポート (tfcat2210m000)] セッションの [インポート] をクリックして、会計期間ごとに総勘定元帳 (GLD) から原価データをインポートします。
  5. [配賦関係 (tfcat4500m000)] セッションにアクセスして、次の情報を指定します。
    • [関係]
    • [期間]
    • [予算]
    • [配賦先ディメンション]
    • [配賦先参照単位]
    • [配賦元ディメンション]
    • [配賦元参照単位]
  6. [原価配賦処理 (tfcat4210m000)] セッションの [原価配賦] をクリックして、配賦レートを決定します。
  7. [原価配賦差額の統合および/または転記 (tfcat4211m000)] セッションの [統合] をクリックして、予算関係の結果をファイナライズ済予算に統合します。
  8. [活動一覧の生成 (tfcat5201m000)] セッションの [生成] をクリックして、定義済の実際配賦関係に基づいて実際期間の活動一覧を生成します。
  9. [活動一覧 (tfcat5501m000)] セッションで、データを確認します。また、特定の活動に対して配賦先ディメンションで消費された消費レート (割合) を表示することもできます。このデータは、ディメンション (配賦先関係) 別と活動 (配賦元関係) 別に表示されます。
  10. [活動結果の出力 (tfcat5402m000)] セッションの [出力] をクリックして、活動原価の分析を出力します。
  11. [参照単位別実際原価 (tfcat2510m000)] セッションを使用して、総勘定元帳 (GLD) からインポートされた実際原価データを確認します。