単一ディメンション管理手順

単一ディメンション管理手順を使用すると、次の機能を実行できます。

  • 実際データを設定する
  • 実際データと予算データを比較する
  • 実際レートと付加費用を原価計算 (CPR) またはプロジェクト管理システム (PCS) に統合する

単一ディメンション管理手順では、次の操作を簡単に実行できます。

  • 総勘定元帳と HRA から基準業績値をインポートしてメンテナンスする
  • 総勘定元帳から実際原価をインポートし、実際の配賦関係を設定する
  • 反復処理中に実際 2 次原価を計算する
  • 反復結果を原価計算 (CAT) および総勘定元帳に統合する
  • 許容原価と差異を計算する
  • 差異を総勘定元帳に転記する
  • 結果を報告する

単一ディメンション管理手順のマスタデータ設定

マスタデータを設定するには、次の手順を実行します。

  1. [原価計算パラメータ (tfcat0100s000)] セッションにアクセスして、次の情報を指定します。
    • [日付]
    • [原価計算システム]
    • [総勘定元帳中の費用転記評価勘定]
    • [作業実績の取引タイプ]
    • [配賦結果の取引タイプ]
    • [実際レートまたは付加費用を原価計算 (CPR) に統合/プロジェクト付加費用を活動のプロジェクト管理システム (PCS) ディメンションタイプに統合]
    • [配賦ルールセット]
  2. [原価分類 (tfcat0102m000)] セッションにアクセスして、次の操作を実行します。
    1. 原価分類を指定します。
    2. [元帳勘定のインポート] をクリックして、元帳勘定をリンクさせます。
    3. [親元帳勘定のインポート] をクリックします (特定の元帳勘定に親子階層が定義されている場合)。
  3. [原価分類別元帳勘定 (tfcat0103m000)] セッションにアクセスして、原価分類に属している元帳勘定を定義します。
    注: 

    原価分類を [配賦関係 (tfcat4500m000)] セッションで使用すると、配賦される原価を制限することができます。

  4. 該当する原価分類に属している金額を示すために、割合を指定します。
  5. [差異の統合体系 (tfcat0504m000)] セッションにアクセスして、次の情報を指定します。
    • [配賦元ディメンションタイプ]
    • [配賦元ディメンション]
    • [作業実績報告のコスト部分] の [配賦元]
    • 差異および固定費を転記する必要のある評価 (配賦先) 勘定/ディメンション
  6. [時間の統合体系 (tfcat2521m000)] セッションにアクセスして、HRA との統合関係を定義します。統合関係は、[基準業績値のインポート (tfcat2220m000)] セッションで使用されます。