活動基準予算編成手順

活動基準予算編成手順では、次の手順を実行します。

  1. [財務会計予算編成パラメータ (tffbs0100s000)] セッションで、パラメータを定義します。
  2. [勘定科目表 (tfgld0100m000)] セッションで、関連するすべての元帳勘定を定義します。
  3. [ディメンション (tfgld0510m000)] セッションで、必須のディメンションを定義します。
  4. [原価計算パラメータ (tfcat0100s000)] セッションで、活動に使用されるディメンションタイプを定義または検証します。
  5. [ディメンションマスタ (tfgld0510m000)] セッションで、ディメンションに対する新しい活動を定義してから、活動ディメンションタイプを定義します。
  6. [活動ディメンションを活動状況テーブルにコピー (tfcat5200m000)] セッションで、該当する活動ディメンションタイプの一連のディメンションをコピーします。活動ディメンションタイプは、[原価計算パラメータ (tfcat0100s000)] セッションで定義されています。
  7. [予算 (tffbs0503m000)] セッションで、予算特徴をメンテナンスします。配分方法を予算にリンクさせることができます。[単一ディメンション予算] オプションを選択する必要があります。
  8. [年度別予算 (tffbs0505m000)] セッションで、予算、自国通貨、比較予算を定義します。
  9. [ディメンション別参照単位 (tffbs0530m000)] セッションで、各ディメンションの参照単位を作成します。
  10. [原価分類 (tfcat0102m000)] セッションで、元帳勘定をグループ化する際に使用する原価分類をメンテナンスします。
  11. [原価分類別元帳勘定 (tfcat0103m000)] セッションで、原価分類に属している元帳勘定をメンテナンスします。
    • 該当する原価分類に属している金額を示すために、元帳勘定ごとに割合を指定する必要があります。
  12. 参照単位タイプが数量基準か金額基準かに応じて、[年度別業績予算 (tffbs1120m000)] セッションで業績数量または付加費用基準金額を年度別に定義することで、業績予算を定義します。
    注: 

    逆進計画タイプ (数量基準参照単位の場合のみ) では、配賦関係を定義すると、数量が自動的にバックフラッシュされます。

  13. [年度別業績予算 (tffbs1120m000)] セッションの [定期配分モード] チェックボックスがオフの場合は、[期間別業績予算 (tffbs1121m000)] セッションで期間別の業績予算を指定または修正します。
  14. [年度別変動予算 (tffbs1510m000)] セッションで、参照単位別の予算金額と元帳勘定別の予算金額を定義します。差異分析のために変動費率を定義しておくこともできます。
  15. [定期配分モード] チェックボックスがオフの場合は、[期間別単一ディメンション予算 (tffbs1111m000)] セッションで期間別の予算と数量を定義します。
  16. [配賦関係 (tfcat4500m000)] セッションで、予算年度の詳細および実際の配賦関係を定義または修正します。予算期間関係は、値が自動的に入力されるため、修正しかできません。確定予算がある予算関係は修正できません。
  17. [価格反復 (tfcat4210m000)] セッションで、特定の予算の配賦関係に基づいて、予算年度または予算期間の正確なレートを計算します。2 次原価は、このセッションで決定されます。
  18. [反復結果の統合 (tfcat4211m000)] セッションを使用して、反復処理の結果を適切な予算に統合します。このセッションでは、2 次原価は関連する単一ディメンション予算に統合されます。このステップはオプションです。
  19. [活動一覧の生成 (tfcat5201m000)] セッションで、定義済の予算年度/予算期間の配賦関係に基づいて、特定の予算年度/予算期間の活動予算に関する活動一覧を生成します。
  20. [活動一覧 (tfcat5501m000)] セッションで、生成された活動一覧を確認します。
  21. [活動結果の出力 (tfcat5402m000)] セッションを使用して、ディメンションに基づく活動の実行にかかる原価の分析を出力します。
  22. [標準原価計算の統合体系 (tffbs1530m000)] セッションを使用して、統合体系を定義します。
  23. [原価計算のデフォルト (tffbs1531m000)] セッションで、ディメンション/参照単位のデフォルト値を定義します。
  24. [予算稼働率の統合 (tffbs1230m000)] セッションで、単一ディメンション予算の予算原価レートを原価計算 (CPR) に統合します。
  25. [予算付加費用の統合 (tffbs1231m000)] セッションで、有効原価付加費用を原価計算 (CPR) またはプロジェクト管理 (PCS) に統合します。