手形を裏書するには

裏書は、償還あり、および償還なしで作成できます。手形が償還ありで裏書きされ、顧客が支払を行わなかった場合、会社は発注先に支払う義務があります。手形が償還なしで裏書きされている場合は、会社は発注先に支払う義務はありません。

注: 

裏書処理を実行する前に、[手形タイプ (tfcmg0516m000)] セッションで[償還による割引/裏書] チェックボックスをオンにして、[支払/回収方法 (tfcmg0140s000)] セッションで [手形 (裏書)] ステップを選択します。

口座引落通知を作成して受取手形を作成した後、受取手形を確認し、最初の手形ステップを処理します。

手形を裏書きするには、次のステップを実行します。

  1. [受取手形の処理 (tfcmg4226m000)]

    回収方法を選択して、[最終実行ステップ] (すでに処理済のステップ) および [次回実行ステップ] の各フィールドを設定します。たとえば、[最終実行ステップ] フィールドで [手形 (受取)] を、[次回実行ステップ] フィールドで [手形 (裏書)] を選択できます。[処理] ボタンをクリックします。[処理中の選択済受取手形 (tfcmg4526m000)] セッションが開きます。
  2. [処理中の選択済受取手形 (tfcmg4526m000)]

    [更新状況] チェックボックスをオンにして、適切なメニューの [裏書] オプションをクリックして、発注先への手形を裏書きします。[請求元取引先への裏書 (tfcmg4528m000)] が開始されます。
  3. [請求元取引先への裏書 (tfcmg4528m000)]

    請求元取引先を選択します。[OK] ボタンをクリックすると、[転記データ (tfcmg1258m000)] セッションが開きます。
  4. [転記データ (tfcmg1258m000)]

    [転記] をクリックして、手形ステップに元帳転記を作成します。[裏書用購買請求書 (tfcmg4529m000)] セッションが開きます。
  5. [裏書用購買請求書 (tfcmg4529m000)]

    指定した請求元取引先に関して裏書きできる購買請求書を確認します。

    適切なメニューで、次の操作を実行します。

    • 選択した請求書に手形の回収額を割り当てる場合は、[自動割当] オプションをクリックします。
    • 割当額を処理する場合は、[割当の処理] オプションをクリックします。
    支払方法を選択して処理を続けます。処理が完了したら、[受取手形 (tfcmg4525m000)] セッションで状況を確認します。
  6. [受取手形 (tfcmg4525m000)]

    手形の状況が [裏書] に設定されていることを確認します。手形が償還なしで裏書きされている場合は、その状況が [清算済] に更新されます。適切なメニューの [支払通知ラインの詳細 裏書受取手形] オプションを選択して、[支払通知ラインの詳細 裏書受取手形 (tfcmg4525m200)] セッションを開きます。
  7. [支払通知ラインの詳細 裏書受取手形 (tfcmg4525m200)]

    受取手形に割り当てられている購買請求書を確認します。

[裏書詳細] は、[受取手形 (tfcmg4125s000)] セッションの [詳細 - 1] タブで表示できます。