支払手順

支払手順で、支払詳細を構成して転記するために請求書を選択します。バッチでエラーが発生すると、支払処理は停止します。

支払をマニュアルで処理するには、次のセッションを使用します。

  • [支払/回収方法 (tfcmg0540m000)]

    支払方法を設定します。支払方法を請求先にリンクして、請求書の支払方法を定義することができます。
  • [銀行リレーション (tfcmg0510m000)]

    銀行リレーションを設定します。取引先との間で支払を処理するには、銀行リレーションは必須です。
  • [銀行/支払方法別データ (tfcmg0545m000)]

    このセッションを使用して、支払方法と銀行リレーションの組合せを定義します。これらの組合せによって、特定の銀行との支払を財務レコードで処理する方法が指定されます。元帳勘定も定義する必要があります。さらに、支払方法をそれぞれの購買請求書にリンクします。
  • [支払請求書の選択 (tfcmg1220m000)]

    このセッションで自動選択プログラムを使用して、支払期限になっている購買請求書を選択することができます。買掛金 モジュールの未決済取引から、支払期限になっている購買請求書を選択するオプションもいくつかあります。
  • [支払通知 (tfcmg1609m000)]

    監査する必要のある支払通知のリストを作成します。最終支払手順が開始される前であれば、変更が可能です。
  • [支払の処理 (tfcmg1240m000)]

    • 最終手順では、支払期限になっている購買請求書の発注先別に、個別に支払ラインを作成します。
    • 支払に関する優先順位も銀行に割り当てます。エラーが発生した場合、取るべき処置を示すエラーリストが LN に出力されます。
    • データの入力後に、LN で銀行オーダまたは小切手が出力されるか、電子銀行ファイルが作成されます。
    • 支払方法と銀行リレーションの組合せで指定されているように、支払予定が総勘定元帳勘定に転記されます。また、買掛金 モジュールの未決済取引が更新されます。
    • 支払予定は、差し引きを行う銀行に送付されます。銀行で支払が処理された後、銀行勘定照合表を受け取ります。
  • [取引 (tfgld1101m000)]

    このセッションでは、[支払/回収予定の調整 (tfcmg2102s000)] セッションの銀行勘定照合表に関する情報を LN のデータに反映することができます。
  • [銀行取引 (tfcmg2500m000)]

    このセッションを使用して銀行取引を処理できます。
  • [支払/回収予定の調整 (tfcmg2102s000)]

    銀行で処理される予定伝票を調整することができます。調整の処理には、[現預金] に設定されている取引タイプを使用します。支払が実行されたときに処理された以前の転記が LN で振り戻されます。総勘定元帳勘定に表示される銀行残高が減らされます。また、買掛金 モジュールの未決済取引が更新され、請求書が支払われます。購買請求書にリンクされている現預金伝票および請求書の未決済残高の両方とも、ゼロに設定されます。
  • [ファイナライズ実行番号 (tfgld1519m000)]

    このセッションを使用して、会計取引をファイナライズできます。その後、元帳履歴およびディメンション履歴がクローズされます。