支払手形の生成ルール

[支払手形の生成 (tfcmg1225m000)] セッションで支払手形を支払手形通知バッチから作成する場合は、次のルールが適用されます。

構成基準

通知ラインの伝票は、次の構成基準に基づいて 1 つの支払手形から構成されます。

  • 支払先取引先
  • 通貨
  • 支払方法
  • 計画支払日
  • 理由コード
  • 会社別
  • 支払先取引先の銀行

手形の生成

支払手形の生成には次のルールが適用されます。

  • [手形 (発行)] ステップが選択された [手形] 支払方法の通知ラインだけが作成対象となります。[手形] 支払方法のその他の通知ラインは、マニュアルでしかメンテナンスできません。
  • 手形の最低額、印紙税、分割タイプ、および取引先に許可されている手形の最大数が考慮されます。
  • 生成する支払手形数は、分割タイプにより決定されます。この数が取引先に許可されている手形の最大数を超えている場合、残余額に対し最後の支払手形が生成されます。
  • 支払手形を生成した後に手形の最低額面より少ない残高がある場合、この残高は前の手形額面に追加されます。

支払手形が作成されると、額面が生成された支払通知に割り当てられます。

割当ては次のように行われます。

  • 金額がマイナスのすべての伝票 (マイナスの販売請求書や購買貸方票) は、最初に作成した支払手形に割り当てられます。これにより、残りの通知ラインに割り当てる必要のある支払手形で実際の金額が増加します。次に、[通知タイプ] に基づいてグループ化された通知ラインに残余額が割り当てられ、割り当てる金額の残高がゼロになるまで維持されます。
  • 通知ライン金額が割り当てる残高を超えると、その通知ラインが複数のラインに分割されます。新しいラインには、次の連番が順に割り当てられます。次に、1 つのラインが支払手形に割当てられ、他のラインは未決済のまま、次の支払手形に割当てられます。