現預金割当手順

現預金割当を実行するには、次の順にセッションを使用します。

  1. [送金通知 (tfcmg2150m000)]

    セッションの目的:受領した送金通知を入力します。

    次のデータを入力する必要があります。

    • 送金通知を識別するために使用する送金コード
    • 回収先取引先
    • 送金日付
    • 銀行リレーション
    • 送金通貨
    • 送金額
    • 信用アナリスト

    このセッションの残りのフィールドはオプションです。

  2. [送金通知ライン (tfcmg2151m000)]

    セッションの目的: 

    • 送金を適用する請求書を選択します。請求書はマニュアルで選択することも、基準を指定して自動的に選択することもできます。
    • 請求書に対して提示された現預金割当を表示します。
    • アプリケーションに変更を加えます。
    • 送金を請求書に適用します。送金通知状況が [消込済] に変更されます。
    • 必要に応じて、アプリケーションおよび転記振戻取引を振り戻します。[消込済] 状況になっている送金通知の振戻取引のみ転記できます。状況が [ドラフト] に変更されます。未適用金額合計がゼロの場合は、状況が [消込済] に変更されます。
  3. [取引入力 (tfgld1140m000)]

    セッションの目的: で、前受金または仮受金のバッチを作成します。銀行取引の取引タイプを選択して、[銀行取引 (tfcmg2500m000)] セッションを開始します。
  4. [銀行取引 (tfcmg2500m000)]

    このセッションでは、送金を入力して送金通知から回収をメンテナンスできます。送金通知は、[消込済] 状況にしてください。このコードを入力すると、LN では送金通知明細から請求書番号と請求書明細が読み込まれます。日付と送金レートのみ変更できます。バッチをファイナライズすると、送金通知の状況が[転記済] になります。

    前受金または仮受金を送金通知に割り当てるには、次を実行します。

    1. [取引タイプ] フィールドで、必要に応じて [前受金] または [仮受金] を選択します。
    2. 適切なメニューの [前受/仮受金を送金通知に割り当てる] をクリックします。
    3. [送金の割当 (tfcmg2250m000)] セッションで、該当する送金通知を選択します。
    4. ツールバーの [割当] をクリックします。
    5. 表示されるダイアログボックスで [OK] をクリックします。
    6. 構成済借方票/貸方票の出力および転記をマニュアルで行うには、適切なメニューの [販売請求の転記] をクリックします。
  5. [販売請求の転記] コマンドをクリックしたかどうかに応じて、次のセッションが適用されます。

    [販売請求の転記] をクリックした場合: 

    • [請求書 (cisli3105m000)]

      セッションの目的:送金通知の処理により発生した借方票および貸方票の明細を表示します。この明細には、請求書番号、借方票/貸方票の対象となる取引先、および借方票/貸方票金額が含まれます。
    • [請求バッチ (cisli2100m000)]

      LN でこのセッションが自動的に実行され、借方票/貸方票が構成されます。[請求パラメータ (cisli0100m000)] セッションで指定された請求バッチテンプレートを使用して、新しい請求バッチが自動的に作成されます。構成済借方票/貸方票が自動的に出力され、転記されます。これに対応する未決済取引とファイナライズされていない取引入力が、処理中に作成されます。
    • [請求書 (cisli2505m100)]

      このセッションでは、ラインをダブルクリックして請求書明細を表示すると、請求書に関連付けられているのが借方票なのか貸方票なのかを確認できます。

    [販売請求の転記] をクリックしなかった場合: 

    • [支払不足の通知を出力 (tfcmg2453m000)]

      セッションの目的: 借方通知を出力します。