支払および回収方法の中間ステップ

支払は、手順全体が完了するまでにいくつかの段階を経由します。

支払ステップ

  • 支払について、次のステップを使用できます。

    • [手形 (受取)]
    • [手形 (受取/送付)]
    • [手形 (支払)]

[手形 (支払)] ステップは必須であり常に実行されます。

支払に [予定] 状況が必要な場合にのみ、これらのアクションのいずれかまたは両方が実行されます。実際には、[手形 (受取)] ステップは、手形や同様の伝票を転記する場合にしか使用されません。[手形 (受取/送付)] ステップは、小切手や銀行オーダなど、その他の大部分の支払に使用されます。

回収ステップ回収について、次のステップを使用できます。

  • [手形 (顧客承認済)]
  • [取立依頼済伝票]
  • [手形 (支払)]

[手形 (支払)] ステップは必須であり常に実行されます。

手形ステップ手形については、多くの中間ステップを使用できます。管理対象とする手形の状況のステップを選択します。たとえば、支払および回収のステップに加えて、次のステップを選択できます。

  • [手形担保差入]
  • [手形 (裏書)]
  • [手形 (割引)]
  • [手形 (満期)]
  • [手形 (無効)]
  • [手形 (清算)]

中間ステップを選択した場合は、支払予定または回収予定が LN で自動的に作成されますが、マニュアルで作成することもできます。一部の中間ステップについては、次のセッションを使用してマニュアルで状況を変更する必要があります。

  • [支払予定状況 (tfcmg2512m000)]
  • [支払予定 (明細) (tfcmg2116s000)]
  • [回収予定状況 (tfcmg2513m000)]
  • [回収予定 (明細) (tfcmg2117s000)]
  • [回収予定 (tfcmg2111s000)]
  • [支払予定 (tfcmg2110s000)]

中間ステップを選択しなかった場合、LN では、直ちに 売掛金 または 買掛金 の統制勘定に支払額や回収額が転記されます。これらの支払に対しては調整を行う必要はありません。

財務会計転記の前提条件財務会計転記が必要なステップごとに、LN では次の元帳勘定およびディメンションに金額を転記します。

  • 売掛金または買掛金で取引先グループに定義した統制勘定
  • 次のセッションのいずれかで支払方法に選択した、元帳勘定およびディメンション

    • [銀行/支払方法別のデータ (tfcmg0145s000)]
    • [銀行/支払方法別転記データ (tfcmg0146s000)]
    • [支払/回収方法別手形転記データ (tfcmg0514m000)]

LN では、次の取引に関して財務会計転記を作成します。

  • 銀行オーダおよび小切手による支払
  • 口座引落および小切手による回収
  • 支払手形
  • 受取手形