予算の調整
調整処理では、すべての予算取引を総勘定元帳取引と調整する必要があります。総勘定元帳取引は、統合取引、振替仕訳、銀行取引記録、スタンディングオーダなどに基づいて作成できます。予算管理機能を有効にすると、予算取引も基にすることができます。予算取引と総勘定元帳取引との間には、差額が生じる場合があります。これは、通貨の違い、期間の違い、または予算チェックを実行せずにデータを変更したことなどによるものです。
注:
調整の前に、すべての統合取引をマップしておく必要があります。[予算残高と総勘定元帳残高の調整 (tfbgc3110m000)] セッションを使用して、財務統合、ロジスティック、総勘定元帳、および予算管理の各取引を表示します。また、[予算管理調整 (tfbgc2120m000)] および [取引入力 (tfgld1140m000)] の各セッションを使用して、修正を行うこともできます。
予算取引を総勘定元帳取引と調整するには、次のセッションを使用します。
[予算残高と総勘定元帳残高の調整 (tfbgc3110m000)]
[検索] ボタンをクリックして、調整を行う予算を検索します。適切なメニューの [ ] をクリックします。[調整の開始 (tfbgc3210m000)] セッションが開きます。[調整の開始 (tfbgc3210m000)]
[ ] をクリックして調整処理を開始します。レポートが出力され、ここに予算勘定の金額と総勘定元帳の金額との差額が記載されています。[予算残高と総勘定元帳残高の調整 (tfbgc3110m000)] セッションで、予算勘定ごとに調整ラインが作成されます。[予算残高と総勘定元帳残高の調整 (tfbgc3110m000)]
- 差額のない予算勘定を選択し、適切なメニューの [チェック] チェックボックスがオンになります。 ] をクリックします。その予算勘定の [
- すべての予算勘定をチェックしたら、適切なメニューの [ ] をクリックして、差額が生じている予算勘定を表示します。
- [予算管理調整 (tfbgc2120m000)] セッションおよび [取引入力 (tfgld1140m000)] セッションを使用して差額を解消します。