出荷に対する回収 - 概要

現預金管理では、出荷に対する回収の機能を使用して、出荷/オーダ情報をもとに支払取引および回収取引を作成または入力し、出荷/オーダ別に残高をメンテナンスすることができます。

出荷に対する回収の機能を使用した場合、出荷ごとの回収スケジュールが生成されます。単一オーダの出荷に対する回収の回収スケジュールラインすべてに、同一の期日が設定されます。この期日は、請求書の請求日および支払条件に基づいて算出されます。

商品を販売オーダに対して出荷した場合、オーダラインごとに 1 つまたは複数の出荷が発生します。出荷ごとに梱包票を作成する必要があります。現預金管理で、梱包票の明細を使用して出荷ラインに回収を適用してください。

顧客から商品の返品を受けた場合は、返品オーダを作成してください。返品出荷については、貸方票を顧客に送付してください。貸方票には、すべての返品出荷ラインの貸方票ラインが含まれています。

単一請求書で出荷ラインおよび返品出荷ラインを構成することができます。返品出荷ラインの金額が出荷ライン (支払予定) の金額を超えると、貸方票が作成されます。

出荷に対する回収を使用している場合、請求書の支払条件に回収スケジュールがリンクされていても、その回収スケジュールは無視されます。請求書の処理は完全に出荷に基づきます。支払期限超過の出荷については、利息請求書および督促状が作成されます。

出荷に対する回収を使用しない場合、請求書の処理は支払条件に基づきます。販売オーダ用の請求書は、請求で選択された構成基準に従って作成されます。貸方票には、単一の回収スケジュールラインを含めることができます。