購買請求書の自動照合

購買請求書を自動的に照合するには、[買掛金パラメータ (tfacp0100m000)] セッションで、[自動照合] チェックボックスをオンにします。照合方法として、[購買オーダと照合]、[購買入庫と照合]、または [購買消費と照合] のいずれかを選択する必要があります。

自動照合を設定すると、[購買請求書入力 (tfacp2600m000)] セッションで登録した購買請求書の自動照合が行われます。請求書と照合可能な購買オーダまたは梱包票のどちらか一方を選択する必要があります。

請求書が自動照合できない場合、たとえば購買請求書が複数の購買オーダを参照している場合は、請求書をマニュアルで照合する必要があります (購買請求書のマニュアル照合を参照)。

購買請求書は、選択された自動照合方法に応じて、入庫または購買オーダの未照合数量と照合されます。

照合済数量の合計額、および [未割当金額] フィールドに入力された請求額 (通貨) との差額が計算されます。差額がゼロに等しいか、許容範囲内に収まる場合は、請求書が正常に照合されます。差額は財務取引先グループの [価格差額] 勘定に転記されます。

価格差額が許容範囲を超えた場合は、[購買請求書の承認 (tfacp1142m000)] セッションでの承認が済むまで、請求書を承認できせん。詳細については、次のトピックを参照してください: 価格差額と追加コストの承認

請求書が部分的に照合済で、請求書に記載された他の商品が以降の時点で入庫された場合は、[購買請求書の処理 (tfacp2107m000)] セッションで請求書の照合および承認をマニュアルで完了することができます。

請求書全体を照合し終えたら、購買請求書を承認するにはの説明に従って請求書を承認することができます。